パナソニック、NECパーソナルコンピュータ、VAIOの3製品と比較してみた
新MacBook、国内競合モバイルノートとスペック比較!
2015年04月08日 17時49分更新
アップルが4月10日に販売開始する新MacBook。前回は海外競合メーカー製品とのスペック比較を実施したが、今度は国内メーカーにも目を向け、最新の注目製品と新MacBookを比較してみる。
新MacBook(256GBモデル)の主なスペック | |
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CPU | Core M-5Y70(1.1GHz) |
OS | OS X Yosemite |
メモリー | 8GB |
ディスプレー | 12型(2304×1440ドット) Retinaディスプレー |
グラフィックス | Intel HD Graphics 5300 |
ストレージ | 256GB SSD |
光学ドライブ | なし |
インターフェース | USB Type-C×1 |
本体寸法 | 幅280.5×奥行き196.5×高さ13.1mm(概算値) |
重量 | 920g |
販売価格 | 16万704円 |
今回はパナソニック、NECパーソナルコンピュータ、VAIOから1製品ずつをピックアップ。それぞれ、今年の初めにPC市場を盛り上げるモバイルノートをリリースしたメーカーだ。あくまで単純な性能や価格の比較だが、新MacBookを相対的に評価する指標の一つにはなるだろう。
比較対象(1):パナソニック「レッツノート RZ4」
1月にモデルチェンジが発表された2in1ノートで、レッツノートシリーズの最注目モデル。10.1型でタッチ対応、ほぼB5サイズのコンパクトなボディーで重量745gを実現しているのが最大の特徴だ。圧倒的なコンパクトさもさることながら、モバイルノートとしては珍しいアナログRGB端子を備えるなど、インターフェース類も充実し、ビジネスユースを中心に大きな人気を博している。また、ブルー&カッパーという独特のカラーバリエーションも話題。スペックの異なるモデルを数種類ラインアップしているが、今回は店頭モデルの上位機種を比較対象とした。
レッツノート店頭モデル(CF-RZ4 JDLBR)の主なスペック | |
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CPU | Core M-5Y31(0.9GHz) |
OS | Windows 8.1 |
メモリー | 8GB |
ディスプレー | 10.1型 WUXGA(1920×1200ドット) タッチ対応 |
グラフィックス | Intel HD Graphics 5300 |
ストレージ | 256GB SSD |
光学ドライブ | なし |
インターフェース | USB 3.0端子×3、アナログRGB端子×1、HDMI出力端子×1、SDカードスロット×1、ヘッドフォン/マイク端子×1、有線LAN端子、セキュリティースロット |
本体寸法 | 幅250×奥行き180.8×高さ19.5mm(概算値) |
重量 | 約745g |
実売価格 | 24万円前後 |
比較対象(2):NECパーソナルコンピュータ「LaVie Hybrid ZERO」
1月に発表された最新シリーズ「LaVie Hybrid ZERO」は、2012年から販売してきた超軽量ノートPC「LaVie Z」のコンセプトを継承しつつ、13.3型クラムシェルノートとして世界最軽量の「HZ550/AAB」、13.3型2in1ノートとして世界最軽量の「HZ650/AA」「HZ750/AAB」を展開する。全機種に最新の第5世代Core iプロセッサー、IGZO液晶を採用するなど、スペックも折り紙付きだ。今回は2in1ノートの上位モデル「HZ750/AAB」を比較対象としてセレクトした。
LaVie Hybrid ZERO(HZ750/AAB)の主なスペック | |
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CPU | Core i7-5500U(2.4GHz) |
OS | Windows 8.1 |
メモリー | 8GB |
ディスプレー | 13.3型 WQHD(2560×1440ドット) IGZO タッチ対応 |
グラフィックス | Intel HD Graphics 5500 |
ストレージ | 128GB SSD |
光学ドライブ | なし |
インターフェース | USB 3.0端子×2、HDMI出力端子、SDカードリーダー、ヘッドフォン/マイク端子×1 |
本体寸法 | 幅319×奥行き217×高さ16.9mm(概算値) |
重量 | 約926g |
実売価格 | 20万円前後 |
比較対象(3):VAIO「VAIO Z」
ソニーから分離して再出発を果たしたVAIOブランドから、実に2年8ヵ月ぶりに登場した13.3型2in1ノートPC。ディスプレーを開いた状態では一見クラムシェル型のように見えるが、「VAIO Fit A」でも採用されていた「マルチフリップヒンジ」の可変ギミックにより、ディスプレーを180度回転させてタブレットとしても利用できる。お馴染の「安曇野フィニッシュ」が施されているなど、高い質感も健在だ。
VAIO Z(VJZ13A1)の主なスペック | |
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CPU | Core i7-5557U(3.1GHz) |
OS | Windows 8.1 |
メモリー | 8GB |
ディスプレー | 13.3型 WQHD(2560×1440ドット)、タッチ対応 |
グラフィックス | Intel Iris Graphics 6100 |
ストレージ | 128GB SSD |
光学ドライブ | なし |
インターフェース | USB 3.0端子×2、HDMI出力端子、SDカードスロット、ヘッドフォン/マイク端子×1 |
本体寸法 | 幅324.2×奥行き215.3×高さ15.0~16.8mm(概算値) |
重量 | 約1.34kg |
実売価格 | 21万円前後 |
(次ページでは、いよいよスペック比較4番勝負!)
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