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マイクロソフト・トゥディ 第132回

柳沢慎吾ポリス、新宿で大捜査!? - 「古いパソコンのイライラあばよ!」

2015年02月19日 23時00分更新

文● 大河原克行、編集●ハイサイ比嘉/ASCII.jp

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「あばよ!」のポーズで古いパソコンのイライラ撲滅を目指す柳沢慎吾ポリス

 「あばよ!」のセリフが人気のタレント・柳沢慎吾さんが、2015年2月12日、東京・新宿の量販店で暴れまくった。

 警官の制服に身を包んだ柳沢慎吾さんは、捜査令状を持ち、ビックロビックカメラ新宿東口店と、ヨドバシカメラ新宿西口本店を抜き打ち捜査。パソコン売り場で、お得意のギャグを連発しながら店頭を盛り上げた。

 実はこの日、PCメーカーやソフトメーカー、量販店などが参加するウィンドウズ デジタルライフスタイル コンソーシアム(WDLC)が、春商戦向けパソコン販売促進共同施策を発表。そのイメージキャラクターに柳沢慎吾さんが起用され、それにあわせて量販店店頭を訪問したのだった。

スタッフ、お客さんを交えて、全員で「イライラを撲滅するぞー!」と拳をつきあげた

 WDLCが打ち出した春商戦のキャンペーンテーマは、「古いパソコンのイライラあばよ!〜最新パソコンに買い替えてイライラから抜け出そう〜」。

 古いパソコンの利用時にユーザーが感じているイライラのポイントを解消するシナリオを訴求しながら、最新パソコンへの買い換え促進を目指するというものだ。

 柳沢慎吾さんは、「古いパソコンのイライラを取り締まるパソコンポリス」となって、「古いパソコンのイライラにあばよ!」「新しいパソコンで良い夢見ろよ!」の決め台詞とともに、最新パソコンへの買い替えを訴求することになる。

「古いパソコンのイライラ撲滅統括本部」本部長に就任

 量販店訪問に先駆けて行われた記者会見では、柳沢慎吾さんは「古いパソコンのイライラ撲滅統括本部」の本部長に就任。WDLCの高橋美波会長(=日本マイクロソフト 執行役 コンシューマー&パートナーグループ ゼネラルマネージャー)から、たすきを渡されたほか、WDLCの主要理事会社3社を、それぞれNECパーソナルコンピュータ署、東芝署、富士通署と命名。NECパーソナルコンピュータ 取締役執行役員常務の留目真伸氏、東芝 パーソナル&クライアントソリューション社営業統括責任者の長嶋忠浩氏、富士通 ユビキタスビジネス戦略本部本部長の高木達也氏がそれぞれの署長に就任する特別人事も発表された。

ウィンドウズ デジタルライフスタイル コンソーシアムの高橋美波会長が新たなキャンペーンを発表した記者会見の様子

会見で小芝居をする柳沢慎吾ポリス。アドリブ満載でいきなり時間が押す

会見中は終始ハイテンションな柳沢慎吾ポリス

WDLCの高橋会長から「古いパソコンのイライラ撲滅統括本部長」のたすきをかけられた柳沢慎吾ポリス

 フォトセッションでは、全員が警官の制服で「あばよ!」の決めポーズ。見た目は、まるで警察関係者による会見のような雰囲気だった。

全員で「あばよ!」のポーズで撮影。警察関係者の会見のようにみえる

アドリブ炸裂のフルスロットル
「イライラ撲滅」のため量販店を抜き打ち検査

 量販店の抜き打ち検査は、「街中にはびこる古いパソコンのイライラを撲滅するため、イライラに関する問い合わせが集中する現場となるふたつの店舗を、抜き打ちで捜査する」というもの。「古いパソコンのイライラ撲滅統括本部」が出した捜査令状を手に、両店舗の店長を直撃した。

新宿の街を抜き打ち捜査する柳沢慎吾ポリス

 それぞれの店舗では、店長に「古いパソコンでイライラしている人はいないか」と職務質問。そうした人たちが数多く訪れていることを聞き出すと、すぐにタバコのパッケージを取り出して、お得意の警察無線通信ギャグを披露。さらに、「時代は常に動いている」「時代は常に流れている」と店長にも唱和させながら、時代にあわせて新たなパソコンに買い替える必要性を訴えた。

ビックロビックカメラ新宿東口店の佐藤壮史店長に対して、捜査令状を読み上げる柳沢慎吾ポリス

一方で同席した高橋会長には低姿勢で挨拶。お互いに頭を下げすぎて座り込むことに

ビックロ店内の捜査完了で「イライラ撲滅」への協力を要請する

ヨドバシカメラ新宿西口本店でも警察無線のギャグを披露

捜査が完了し、ヨドバシカメラ新宿西口本店の阿美祥之取締役店長と「あばよ!」のポーズ

 また、駆けつけた取材陣いじりにも余念がない。取材陣のひとりを捕まえて、「危険物を持っているのではないか」と身体検査。そのギャグを何回も繰り返すという念の入れよう。報道陣だけでなく、WDLC関係者や偶然居合わせた来店客からは、大きな笑い声が起きていた。

お得意の警察無線のギャグで場を盛り上げる

 このテンションは、午前中の会見時からフルスロットルだった。

 会見前の前説では、「柳沢さんはアドリブが多いので、カメラマンのみなさんはその都度、対応をお願いします」という異例の案内。案の定、アドリブの連発とギャグのオンパレードで、予定時間を軽くオーバー。その後の量販店訪問時間にも影響が出るほどだった。

 前日にハワイから帰国し、朝4時起きで会見に臨んだ柳沢さん。「本当は前説からやりたかった」と語るテンションの高さは、最初から最後まで衰えなかった。

捜査当日がバレンタインデーということで、スタッフの女性からチョコが。照れて急に静かになった柳沢慎吾ポリス

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