変化ポイントその2:OS-CONを増量!
こうきたか、とZX1で話題になった導電性高分子アルミ固体電解コンデンサー「OS-CON」の採用は、ZX2でも継続。しかも4基から7基に増加という徹底ぶりだ。
同じくパナソニック(旧佐賀三洋工業)が製造する「POSCAP」を置き換える形だが、その意図については、電源ラインに追加された「電気二重層キャパシタ」と合わせ、近日公開予定の開発者インタビューで明らかにしよう。
変化ポイントその3:バッテリー容量が2倍に!
ZX2では「バッテリー容量増加」と「microSD対応」によりDAPとしてのユーザビリティーが格段に向上している。バッテリー容量は約2倍増の1880mAh、ハイレゾ音源(192kHz/24bit)再生時の駆動時間もZX1の16時間から33時間に延長されている。
microSDのサポートは、実質のディスク容量が無限(カード複数枚持ちが前提だが)になることも意味するため、非圧縮/ハイレゾ音源を主体に楽曲をコレクションしているユーザーにとっては朗報だろう。
変更ポイントそのここが違う4:Bluetoothが違う!
ZX2は、ソニーが開発したBluetooth/A2DP用オーディオコーデック「LDAC」に対応している。送り出し側としては最初の製品であり、当面はリファレンス機としての役割を担うことになる。
今回は構成の都合で見送るが、ロッシーながら最大96kHz/24bitというハイレゾ級のオーディオデーターを伝送できるLDACには期待の声が多く、ワイヤレスオーディオを牽引する意味でも今後の展開に注目していきたい。
(次ページに続く、「「ハイレゾウォークマン」の基本コンセプトをおさらい」)
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