日本エイサーは2月12日、Chrome OS搭載の11.6型ノートパソコンの第2弾として、より通信・機能速度を高速化した「Acer Chromebook CB3-111」を発表した。2月25日より販売を開始する。
Acer Chromebook CB3-111は、従来モデル「Chromebook C720」と比べ新たに通信規格がIEEE 802.11acに対応(Chromebook C720はIEEE 802.11a/b/g/n)。最大速度約7Gbpsのデータ通信が可能だ。ファームウェアをシンプルにしたことで、起動速度も高速になり、約7秒以下で起動するという。
起動時にシステム異常の有無をセルフチェックし、万一ウイルス感染が起きても被害が拡散しないというシステム設計を採用する。データ漏えいを防ぐセキュリティー「TPM1.2」にも対応している。
筐体はファンレス設計で厚さおよそ19mmと薄型なボディーを採用。駆動時間はおよそ8.5時間だ。ディスプレーは11.6型で、WXGA解像度に対応している。日本エイサー独自のノングレア液晶「Comfy View」を採用し、色彩やコントラスト、シャープネスを向上しているという。
Acer Cromebook CB3-111は、Celeron N2840、4GBメモリー、16GB eMMCという構成だ。インターフェースはUSB 3.0端子×1、USB 2.0端子×1、HDMI端子×1、ヘッドフォン/スピーカージャック×1、SDカードリーダーなど。HDウェブカメラを内蔵する。価格はオープン。