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長~く使える極上のPCケース2014 第3回

長~く使える極上のPCケース2014【CORSAIR/SilverStone/Lian-Li編】

2014年12月31日 12時00分更新

文● 千駄木 和弘

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 毎年恒例の「長~く使える極上のPCケース」特集。この1年で発売されたタワー型PCケースの中から、編集部がオススメできる7製品をピックアップ。3回目の今回はCORSAIR、Silverstone、Lian-Liのケースを見ていこう。

CORSAIR
Graphite 760T

●URL:http://www.corsair.com/en/graphite-series-760t-arctic-white-full-tower-windowed-case
●実売価格:2万3000円

「GRAPHITE 760T」。片開き式のサイドパネルは、ほぼ全面アクリルなので内部がよく見える

 PCパーツで根強い人気を保っているのはLEDやブラックライトで発光する「光りモノ」パーツだ。光るパーツを選んで載せたのだから光って動作しているシーンを見たいと誰もが思うもので、サイドパネルにアクリル窓のあるPCケースもいまは当たり前の存在になった。

 しかしアクリル窓は一般化したものの、窓の大きさはケースによって大小さまざま。光モノパーツにこだわるほどアクリル窓の大きさも「もっと広いものを!」と渇望したくなるものだ。

 そんな光モノパーツマニアに強く薦めたいのが、今年発売した「GRAPHITE 760T」だ。

中身が広く見渡せてアクセスしやすい
大型アクリルパネル

 本体側面のサイドパネルがほぼ全面アクリルパネルとなっている「GRAPHITE 760T」。本体色はブラックとホワイトがある。強い主張をしないスッキリしたケースのデザインは「ケース形状で出しゃばらず、カッコよさはPCケースの中身で魅せる」といった雰囲気を感じる。

3段の5インチベイを持ち、メッシュで保護された前面ファンは140mm×2。前面のメッシュッシは押しボタン式ロックなので、軽く押すとカチッと音を立てて外れる。光りモノでPCケースを目立たせるならホコリはまめに掃除したい

9段の拡張スロットを持ち、ケース上部はラジエーター設置時の通気メッシュが施される。魅せるPCケースであればパーツ類は多く搭載できるほうが何かと便利なので、本製品は狙い通りの構成といえる

一番の特徴であるアクリルサイドパネルは“スイングアウトサイドパネル”という。ドアノブを引っ張るとパネルの固定ロックが解除され、最大約200度までパネルを開けられる。サイドパネルが不必要なときはヒンジ部から上に引き上げるとサイドパネルを着脱できる

ドアノブ固定なのでドライバーやネジは不要でケース内部にアクセスできる。ケース内部で目を引くのは3.5インチシャドウベイだ。HDDを固定するHDDケージは2個だが、ケージ固定場所は5ヵ所ある。標準状態では底面側の2ヵ所に固定されており、この位置だと前面ファンからのエアフローを阻害しない

→次のページヘ続く (CORSAIR「Graphite 760T」の内部

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