毎年恒例の「長~く使える極上のPCケース」特集。この1年で発売されたタワー型PCケースの中から、編集部がオススメできる7製品をピックアップ。2回目の今回はPhanteksとThemaltakeのケースを見ていこう。

Phanteks
Enthoo Primo(PH-ES813P_BL)
●URL:http://www.phanteks.com/Enthoo-Primo.html
●実売価格:3万7000円
Phanteksは冷却系パーツを開発しているオランダのメーカー。創業は2007年、日本上陸も2012年というまだまだ若いメーカーだが、CPUクーラーや冷却ファンが発売されており自作PCユーザー間での認知度も徐々に高まってきている。
そんなPhanteksが昨年、同社製PCケースの第一号としてリリースしたのが「Enthoo Primo」だ。昨年発売の製品ではあるが、今年5月にホワイトカラーのバリエーションモデルも登場したバリバリの現役モデルだ。
水冷クーラーを5基設置するため
考えぬかれた設計
写真だとスケール感が少しわかりにくいが、ケース寸法は250(W)×600(D)×650(H)mm、重量17.2kgと、フルタワーPCケースの中でもかなり大きく重いモデルになる。迫力のあるサイズには理由があり、本製品は“水冷クーラーに特化した”ケース設計なのだ。
→次のページヘ続く (Phanteks「Enthoo Primo」の内部)

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