お掃除の最終兵器!?
超強力ブロアーで効率アップ
ここでホコリ飛ばしに超役立ち、コストパフォーマンスも抜群な大掃除の強い味方を紹介しよう。それが電動式のブロアーだ。エアダスター6本分ほどの3000円程度ながら、エアダスターとは比べものにならない風量で吹け、連続使用しても吹き出し力が低下することはないのがポイント。
安価な製品は非常にうるさいのが難だが、エアコンのフィルターや洗車後の水飛ばしなど、いろいろ使える。
狭いところや集中してブローしたいところはエアダスター、全体は電動ブロアーといった具合に使い分ければ、PCお掃除の効率は大幅アップ間違いなしだ。
吹くだけで十分綺麗になる!!
吹いて吹いて吹きまくったPCとNASの内部がこちら。湿気やヤニなどで付着してしまった細かなホコリは残っているが、かなり綺麗になっており、ファンのブレード部などにこびりついていたホコリもほとんど除去できている。
ホコリを吹き飛ばすだけでも、十分綺麗になった感があるが、この際HDDや光学ドライブなどもドライブベイから外し、拭き掃除だ。もちろん、ドライブベイも忘れずに掃除。そしてPCケースファンやCPU、ビデオカードの冷却クーラー部なども綺麗にしてあげれば完璧だ。
なお、PCケースの狭い部分やファンなどの拭き掃除には割り箸を使うといい。ウェットティッシュを巻き付けて溝を掃除したり、4つ折りにしたティッシュを先端に挟んですき間に押し込んだりと、いろいろなところを簡単に拭き掃除できる。
ただ、力を入れ過ぎると、ファンやコネクターなどを破損させてしまうこともあるので、注意しながら拭こう。
PCの快適動作に重要な冷却クーラーを徹底お掃除
安定したPC作業とゲーミングに影響するCPUとビデオカードの冷却クーラー。ヒートシンクやファンに溜まったホコリや汚れを取り除いて、新たな1年間の冷却性能を保てるようにしよう。
まずはCPUクーラーから掃除していこう。今回は使用者が最も多いと思われるインテルのCPUに付属する冷却クーラーを例に使っている。
手始めにマザーボードから冷却クーラーを外すわけだが、取り付け時に押し込んだ4ヵ所のピンに記載されている矢印方向にピンを回し、ピンを上に持ち上げれば固定ロックが外れるので、冷却クーラーをマザーボードから取り外そう。
あとは、ファンとヒートシンク部を分けてエアダスターで入念にホコリを吹き飛ばし、ウェットティッシュでヒートシンクのフィンやファンの羽根を1枚ずつていねいに拭き掃除していけばオッケーだ。
なお、エアダスターの吹き方で説明したが、ファンが付いていた側のヒートシンクに付着しているホコリは、排気側となる裏面(CPUコア接触部)から吹いたほうが飛びやすい。
今回はインテル純正CPUクーラーで行なっているが、そのほかのサイドフローやトップフロータイプの冷却クーラーも掃除方法は基本同じと思って大丈夫だ。
→次のページヘ続く (ビデオカードも同様にお掃除)
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