年の瀬が押し迫るにつれてバタバタと忙しくなるが、忘れちゃいけないのがPCまわりの大掃除。頼んだ翌日(関東)には到着するヨドバシ.comやAmazonには、日常なメンテナンスも大掃除もおまかせの便利なデジモノ向けクリーニング用品がいっぱいだ。
「普段から部屋を綺麗にしているし、PCケースの外側はたまに拭いているから、改めて掃除はしない」という人も多いだろうが、PCのサイドパネルを開けると、そこにはホコリまみれのPCパーツたちが……なんてことも。
クリスマス、冬コミなどの年末恒例イベントや年末&初売り特価品の買い出しなど、なにかと忙しい時期だが、そんなイベントの合間を利用してPC周りの大掃除を行なってみよう。今回はそんなPC大掃除にオススメなクリーニング用品とPC掃除のやりかたをおさらいだ。
なかでもPCのある部屋で喫煙している人は、徹底したPC掃除がマスト!! 横着して今年は掃除しなくていいや~なんて考えは、非常に危険……。PCも吸気ファンからしっかり受動喫煙。2015年の年末は付着した煙草のヤニにホコリが付いて怖い状態(後ほど実録恐怖状写真をお届け予定)になってしまうぞ。
PC掃除の基本の“キ”
あると便利なエアダスター
こびりついた汚れはともかく、キーボードのキー間に入ったゴミやPCに欠かせない各種冷却ファンのホコリを飛ばすなど、幅広く使えるエアダスター(エアブロアー)は、PC掃除の基本グッズだ。
サプライグッズの定番メーカーのエレコムとサンワサプライなど多くのメーカーから出ているが、価格はおおむね2~3本セットで1000円~2000円程度だ。PCの汚れ具合にもよるが、余って困る物ではないので大掃除時には5~6本あってオッケー。ただ、それなりに重たいので通販を利用するのがグッドだ
エアダスターは、連続使用しているとエアの勢いがなくなってくるため、大掃除の際は複数本を同時に使って作業したほうが効率がいい。
なお、エアダスターの缶が冷たくなって勢いが弱くなったら、暖かい場所に置いておけば元に戻る。ただし、ほとんどのエアダスターは可燃性のガスを使用しているので、直接火を当てたり、石油や電気ストーブの前に置いたりするのは絶対ダメ。風呂桶のお湯に缶の下部を浸けるなら問題ない。
そのほかにもエアダスターには使い方のコツがあるが、その辺りは2回目、3回目のPC掃除実践編で紹介していこう。
常備しておきたいウェットティッシュ
PC掃除の基本グッズ、その2は汚れをササッと取ってくれるウェットティッシュだ。液晶や除菌、パソコン用など、さまざまなタイプが用意されているが、大掃除や喫煙者にオススメなのは強力タイプ。
液晶や塗装、フィルター加工などが施された部分には利用できないが、しつこいヤニ汚れもかなり落ちる。そんな強力タイプのエレコム「WC-JU」シリーズとサンワサプライ「CD-WT6」シリーズの2製品を紹介しよう。
ともに日常使いに便利で、詰め替え用もあるボトルタイプや厚手、大判タイプが用意されている。
エレコム製品 実売価格 | |
---|---|
WC-JU60N(ボトルタイプ 30枚入り) | 350円前後 |
WC-JU60N(ボトルタイプ 60枚入り) | 550円前後 |
WC-JU50SP(WC-JU60N詰め替え用 50枚入り) | 450円前後 |
WC-JU20LP(厚手大判タイプ 20枚入り) | 450円前後 |
サンワサプライ製品 実売価格 | |
---|---|
CD-WT6KS(ボトルタイプ 30枚入り) | 550円前後 |
CD-WT6K(ボトルタイプ 60枚入り) | 750円前後 |
CD-WT6KL(ボトルタイプ 100枚入り) | 1150円前後 |
CD-WT6NP(CD-WT6N・WT6NL詰め替え用 50枚入り) | 500円前後 |
CD-WT6P30(ポケットティッシュタイプ 15枚入り×2) | 380円前後 |
WC-JU20LP(大判タイプ 20枚入り) | 580円前後 |
→次のページヘ続く (ウェットティッシュはどっちが優秀?)
この連載の記事
-
第3回
PCパーツ
ホコリたっぷり! PC掃除術のキホンは吹き飛ばし -
第2回
PCパーツ
想像以上にゴミが溜まっているキーボード&マウスの清掃術 -
第-1回
PCパーツ
年末の大掃除 ラクしてPCを綺麗にしよう! - この連載の一覧へ