年の瀬も押し迫り、スーパーマーケットもホームセンターもドラッグストアも、家電量販店もPCショップも年末恒例大掃除用品が目白押し。これはどうも大掃除というものをやらなくてはいけないような気になってくる。
「普段から綺麗にしているからまとまった掃除はしない」という人でも、気持ちよく新年を迎えるために、ひとつ念入りに大掃除をしてみよう! 主にパソコン向けクリーニング用品を使いつつ、パソコン掃除のやりかたをおさらいしていく。
掃除の手順#1 まずはホコリをどうにかしよう
PC本体でもまずは掃除の基本はホコリ除去。こびりついた汚れなどはともかく、単にケースや液晶などに載っているだけのホコリはブロアーで飛ばすなり、掃除機で吸うのが一番だ。デスクトップでもノートでも、吸排気口部分(特に吸気)部分はホコリが詰まりやすく冷却効率を低下させるので、掃除機で吸っておこう。
ブロアーを用いてホコリを飛ばす場合、詰まりにくい側(排気側)から吹いて吸気側へホコリを飛ばすのが良いだろう。つまったホコリやゴミは普段のエアーの流れに沿ったブローでは飛びにくいためだ。特にデスクトップの場合、掃除の際にはケースを開けてブロアーを吹くなり掃除機で吸うなりはしておきたい。
CPUクーラーの冷却フィンだけでなく、CPUやケースのファン表面にもけっこうホコリが貼り付いていて、送風効率を低下させている。ブロアーや掃除機の気流だけで飛ばないくらいこびり付いたホコリであれば、綿棒や小さなブラシでこそぎ落としながら吹くなり吸うなりしよう。