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ノイキャンを使用しなくても「使える音」に

高音質で195gの軽さ、ノイキャンヘッドフォンで高い完成度の「QuietComfort 25」

2014年12月06日 12時00分更新

文● 四本淑三、写真●篠原孝志(パシャ)

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デザインや携帯性も向上

 ではQC25を見て行きましょう。デザインは非常にシンプルで、ハウジングのアウターケースはつや消しの金属製。ブラック、ホワイトの2色展開となり、試用機としてお借りしたブラックモデルについて言えば、グレーがかった深いブルーとのツートーン。

 正直言って性能一点張りで、少々ダサかった今までのデザインからすると、かなりの路線変更と言えます。

 ケーブルは着脱式で、スマートフォンでの利用を前提に、ヘッドフォン側の端子近くに通話可能なマイク付きリモコンが付いています。あとは本体に電源スイッチがあるだけ。

ケーブルは4極接点タイプのミニプラグで、左ハウジングに入力端子があります。ケーブルを接続しない状態で電源を入れ、耳栓代わりに使うこともできます

右ハウジング外側に電源スイッチがあります。装着中のオンオフも簡単

 面白いのはイヤーカップ内のネットに「L」「R」の表示があること。これで装着方向は一発でわかります。一般的には、ハウジングやハンガーなど、外から見える場所にこの表示があるわけですが、装着してしまえば本人に見えないのは同じですから、これは良いアイディアです。同時に外観から無意味な文字やマークを排除できるという、デザイン面でのメリットもあります。

 メカ部分では、内側にハンガーが折れ曲がるタイプの折りたたみ機構が付きました。鞄の中に入れて持ち歩く製品なので、携帯性の向上はうれしいところです。ただ、つや消しの金属製ハウジングが背中合わせになると、擦れ合ってしまうのが、ちょっと気になりますが。

イヤーカップ内のネットにプリントされた「L」「R」の表示が分かり易いです

付属品はシンプル。コンパクトになったキャリングケース

ハウジングが垂直方向に回転するだけでなく、こんな感じの折りたたみも可能に

(次ページでは、「気になる音質は?」)

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