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インパクト絶大! 動画像編集や映画鑑賞に最適

やっぱ超長い! 21:9の曲面34型ディスプレー「U3415W」をチェック

2014年12月03日 08時00分更新

文● 八尋/ASCII.jp編集部

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3440×1440ドットで、アスペクト比が21:9と横に長い34型ディスプレー「U3415W」

 デルが11月27日に発表した34型のウルトラワイドディスプレー「U3415W」。解像度が3440×1440ドットでアスペクト比が21:9と横に長く、まさに「ウルトラワイド」なディスプレーだ。そんなU3415Wが突然編集部に届いたので、さっそくフォトレビューを敢行した。

長い! アスペクト比21:9の圧倒的な存在感

横の比率は通常の1.3倍、インパクトではそれ以上に思える

背面は丸みを帯びている

 U3415Wを箱から取り出してみると、やはり長い!。一般的な16:9のディスプレーと比較すると、横の比率は約1.3倍だが、目の前に座ってみるとそれ以上長いと感じる程の存在感だ。ベゼル幅が薄く、ディスプレーいっぱいに画面が広り圧倒された。いわゆるシネマスコープサイズのため、映画鑑賞やゲームなどに最適だろう。

 そのほかAdobe Photoshopなど、メニューが左右に分かれて中央が作業スペースとなる画像編集ソフトなどで、多く情報が表示できるので快適に作業ができる。

情報量が多いので作業効率も上がる

 また、ディスプレーの半分で文章作成などの作業をしつつ、もう片方でウェブブラウジングや動画鑑賞といった使い方もできる。実際にウェブブラウザーを3つ並べてみたが、どれも拡大せずに見れる位の大きさで表示できた。

ウェブブラウザーを3つ並べてみた。どれも拡大せずに見れた

画面半分で記事作成、もう半分でウェブブラウザーで資料を探したりもできる

文章作成などは画面半分で十分なので、もう半分で動画を流すことも可能だ

曲面ディスプレーで目に優しい

横から見るとディスプレーが曲がっているのがよくわかる

 U3415Wの最大の特徴が、曲面ディスプレーであることだ。肉眼で見た場合に中央画面と画面端の焦点距離が近づくため、目の負担が軽減されるとしている。両端がユーザー側に曲がっているため、ディスプレーに覆われるような感覚になった。

上から見ても曲がっている

解像度3440×1440ドットで画像編集や動画鑑賞が捗る!

 U3415Wの最大表示色は10億7400万色で、色域はAdobe RGB 99%、sRGB100%、リフレッシュレートは60Hz、応答速度は最大5msを実現している。3440×1440ドットの画像を表示してみたが、非常に鮮明に美しく見える。視野角が、縦178/横172度と広いので、斜めから見ても色の変化が少ないのも魅力だ。

パノラマ写真を画面いっぱいに表示できる。色彩も美しい

視野角が広いので斜めから見ても色の変化が少ない

インターフェースも充実

インターフェースも豊富に用意。マウスやキーボードなどをディスプレーに接続して使用できる

 インターフェースは、HDMI 2.0端子、MHL端子、Mini-DisplayPort、オーディオ出力、USB 3.0アップストリームポート×2、USB 3.0ダウンストリームポート×4と豊富に用意している。ディスプレー背面には18Wスピーカーを内蔵する。

動画像編集や映画鑑賞など、マルチに活躍するディスプレー

U3415Wはマルチに活躍しそうだ

 U3415Wは、見た目のインパクトはもちろん、動画像編集や映画鑑賞、ゲームプレイなど、マルチに活躍するディスプレーだろう。U3415WとノートPCをHDMI接続して使用してみたが、ノートPCだとウィンドウを入れ替えながらやっていた作業を長い画面だと1画面に表示できるので、作業も捗った。また、デュアルディスプレー環境で、中央のベゼルが気になる人にもオススメだ。

訂正とお詫び:初出時、タイトルと文中の製品名を誤って記載しておりました。お詫びして修正致します。(2011年12月4日)

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