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四本淑三のダイエット・ギークス 第8回

野菜やお肉を素揚げするように調理してみた

から揚げ以外もいける? ノンフライヤーで居酒屋メニュー作り

2014年11月16日 12時00分更新

文● 四本淑三

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から揚げ粉を付けずに普通に焼いてみる

 逆に、鶏もも肉やかた肉のように、具材そのものが脂肪を多く含む場合は、から揚げ粉を付けずにそのまま焼いても、パサパサになったりしません。

 ということは、から揚げの食感さえ求めなければ小麦粉は不要で、スパイスやら何やら、好きな味さえ付いていれば良いわけです。

鶏もも肉に何も付けず、180度で9分間加熱したもの。取り出した後も、まだ油分が染み出してくるくらいで、パサパサとは程遠いです

塩とバジルで適当に味付けしてノンフライヤーで焼いた鶏むね肉。ただのソテーですが美味しゅうございました

 つまるところノンフライヤーの実態はコンベクションオーブンに近いものなので、当然ながら揚げ物のシミュレート以外の調理もできるわけです。

 ある程度水分が逃げても平気で、カリッと焼けてほしいもの。たとえば、食パンやマフィンのトーストなどは得意中の得意と言えます。

から揚げ粉の代わりに何かを付けて焼いてみる

 逆に水分が逃げてパサパサになると困る素材で、かつ、から揚げ粉以外の食味で食べたいなら、油分を表面に塗ることで、乾燥を防げるのではないか。これは結果として素揚げに近いものになるはずです。 

 ためしに、材料をポリ袋に入れ、オリーブオイルとシーズニングスパイスと共にフリフリしたものを焼いてみました。

 いろいろ試した中では、エリンギが最高でした。シャキッとした食感と、噛めばジュワッとくるジューシーさのコントラストがたまらず、思わずビールがすすみます。

試しにシイタケとシシトウを、そのまま焼いてみました。これは、どう温度や時間を調整しても、ただ乾いてゆくだけで、ダメでした。これは素材の肉厚が薄いためではないか、と想像しています

次に肉厚の素材ということで試してみたのがエリンギ。オリーブオイルとシーズニングスパイスを付着させて、180度で3分間加熱。これは大成功!

シーズニングスパイスは何でも良いのですが、今回はSNSでお友だち関係にある女性陣のおすすめにより、S&B食品の「マジックソルト」シリーズを使ってみました。「ハーブ」「ガーリック」「ペッパー」の三種類あり、これをまぶして焼くと、だいたい何でも美味しいです

(次ページでは、「ノンフライヤーは居酒屋メニュー製造装置?」

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