居酒屋メニュー製造装置として威力を発揮
エリンギの焼き物が成功して気を良くした私は、では、から揚げ以外の居酒屋のメニューはどうなのかと、竹串に鶏や豚の細切れ肉を刺して焼いてみることにしました。
さすがに専門店の焼き鳥には敵いませんが、焼き鳥が食べたい場合は、お惣菜売り場の焼き鳥よりも低コスト、かつ新鮮な食味により、その欲望を満たすことが可能です。
豚ロースに関しては、ノンフライヤーの特徴である低温調理を試してみました。もっと低い温度で調理することも可能ですが、最初は怖かったので、まずは水の沸点と同じ温度で、長時間焼いてみました。これは大成功と言えます。焼き目は付かないので香ばしさはないですが、噛めば柔らかく肉汁がジュワッと広がるあの感じが!
低温調理の世界には大きな可能性がありそうです。次回はそこを中心に試してみます。ビールやワインを用意してお待ちください。
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著者紹介――四本 淑三(よつもと としみ)
1963年生れ。フリーライター。武蔵野美術大学デザイン情報学科特別講師。新しい音楽は新しい技術が連れてくるという信条のもと、テクノロジーと音楽の関係をフォロー。趣味は自転車とウクレレとエスプレッソ
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