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日本市場向けに改良、メンテナンス性も向上

フィリップスの新型ノンフライヤーは低温加熱で鶏ハムが作れる

2014年08月19日 20時12分更新

文● ナカムラ/ASCII.jp編集部

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フィリップスは8月19日、「フィリップス ノンフライヤー」の新モデル「フィリップス ノンフライヤー プラス」を発表。

 フィリップスは8月19日、油を使わずに揚げ物が調理できる「フィリップス ノンフライヤー」の新モデル「フィリップス ノンフライヤー プラス」を発表した。9月上旬より発売し、予想実売価格は3万4776円。

操作部は従来のダイヤルからデジタルタッチパネルに変更された。

 フィリップスは2013年4月にノンフライヤーの前モデルを発売。最高200度の温風を高速で循環させる独自の「高速空気循環技術」によって食材を一気に加熱し、油を使わずに揚げ物の調理が可能だ。油を使った揚げ物に比べて脂肪分を最大80%カットできるとしている。

 これまでは温度設定が80度から200度までだったが、新モデルでは日本市場向けに改良が加えられ、60度から200度まで5度刻みで調節が可能に。さらに時間設定が従来モデルの30分から60分に延長されたことで、鶏ハムなどの低温調理が可能になり、メニューのバリエーションが広がったという。

 ノンフライヤー プラスは底面のクッキングネットに新たにメッシュ構造を採用し、焦げ付きにくいノンスティック加工が施された。取り外しが可能になり、手入れが簡単になったという。さらにバスケット上部に取り付けるバスケットカバーを付属。ポップコーンやドライフルーツなどの軽い食材が飛び跳ねて上部のヒーターにこびりつくことを防ぐという。

 本体サイズは約幅28.8×奥行き38.4×高さ31.5cm、重量約5.7kg、容量約2.2リットル(800g)。

バスケット、クッキングネット、バスケットカバー、バスケットパンはそれぞれ分解して食洗機で洗える。新バスケットは9月中旬より別売りのアクセサリーとしても発売する。

発表会には料理研究家・管理栄養士の村上祥子さんも登場。ノンフライヤーで作れるヘルシーなメニューを紹介してくれた。

フィリップス上級副社長 クリスティン・メイ氏はグローバルな調理家電の戦略について「ローカルのニーズをできるだけ吸い上げて、その国ごとに意義のある製品を作っていきたい」とコメントした。

発表会では実際にノンフライヤーで作った料理(鶏ハム、からあげ、ドライフルーツ、とんかつ、中華焼き豚)を試食できた。定番のからあげは、外側がサクサクとしながら中はふっくらとしており、油で揚げたものと比べても遜色ない仕上がりだ。

とんかつも揚げずに調理が可能。とんかつなのに油っこくない、少し不思議な食感。

フレンチトーストの実演も。牛乳と卵を染み込ませたパンをセットして6分で完成。フライパンで作るものと少し違い、外側がカリカリで中身がフワフワ。

筆者が特に気に入ったのが「グラノーラ」。市販のものに比べて触感と風味が良く、牛乳をかけてもサクサクしていておいしい。

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