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四本淑三のダイエット・ギークス 第7回

から揚げ粉を買いこんで一気にチェック

ノンフライヤーでおいしいから揚げはできるのか試してみた

2014年11月09日 12時00分更新

文● 四本淑三

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水に溶くタイプのから揚げ粉は不向き

 最後に、粉を水に溶いて肉を浸してから揚げるタイプがあります。これは油で揚げさえすれば美味しいはずですが、失敗でした。

 想像していただけると思いますが、衣がノンフライヤーのバスケットに固着してしまうわけです。そして、バスケットから引き剥がすときに完成品が解体されてしまい、悲しい結末を迎えがちです。

水に溶くタイプの完成品。見た目がフリッターのようですがおいしそうです

ところがバスケットの網からなかなか剥がれず、こんな結末に……。おいしかったですが

バスケット側もこんな感じに。後片付けがちょっと手間

 やはり、から揚げ粉をまぶすだけのタイプの方が、ノンフライヤーの場合は、下ごしらえも後片付けも簡単です。

 ところで、ノンフライヤーのから揚げを実態そのままに言うなら“鶏の肉に粉をまぶして焼いたもの”です。

 揚げていないのにから揚げとは、まがい物ではないのか。最初はそのような疑念を持っていたわけですが、これは新しい調理法による新しい料理である。そのように考えると、可能性も広がってくるわけです。

 まぶすだけなら、ほかの粉をまぶしてみてはどうか? 次回はそこからノンフライヤーの可能性に挑戦してみたいと思います。

 
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著者紹介――四本 淑三(よつもと としみ)

 1963年生れ。フリーライター。武蔵野美術大学デザイン情報学科特別講師。新しい音楽は新しい技術が連れてくるという信条のもと、テクノロジーと音楽の関係をフォロー。趣味は自転車とウクレレとエスプレッソ

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