とても頑丈としか言いようのない「Dell Latitude 12 Rugged Extreme」。前回確認した外観とカタログスペックからは、とにかく頑丈で防水仕様で、一応持ち運びも可能で、可変することでそのへんに設置しやすくて、かつストレージは相当ダメージを受けても大丈夫な場所にあるため、最悪の場合でもデータは安心だということがわかった。
ただし「カタログスペック」レベルであり、過去に何度も「キーボードに水がかかっても安心!」といった類いの製品にダイレクトで水をぶっかけてみては突然死する様を何度か見ているため、信用はしていなかった。
まぁ、壊れたらASCII.jp編集部が平謝りするわけだし……と、とりあえず、「Dell Latitude 12 Rugged Extreme」を雨ざらしにしてみた。時間は3時間である。これは友人が「すっごい湿度が高い現場に行くんだけど、それに耐えるPCない?」と言っていたのを思い出したからだ。高湿度状況は用意できなかったので、雨の日に放置してみた形だ。結果は下記の写真の通りである。
小雨だったからかもしれないが、無事に3時間の耐久試験を通過。キーボード面をよく見たところ多重構造による防水構造のようで、各所にネジを確認できた。多くの防滴キーボードは浸水しやすい設計であり、たとえばキーボード面の真上からダバっと水をかけるとそのまま帰らぬPCになることが多い。この点は次回チェックするとして、「Dell Latitude 12 Rugged Extreme」は濡れたままの状態で打鍵しても問題なく動作した。
(次ページ「ツメや手袋、棒でもタッチ操作OK」へ続く)
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