過酷な環境にも負けない! 14型ノート「Dell Latitude 14 Rugged Extreme」レビュー 第1回
米軍の調達規格「MIL-STD」を超えるテストを通った14型クラムシェル
米軍規格パスの「Dell Latitude 14 Rugged Extreme」はまさに最強ノートPC! (1/3)
2014年07月11日 11時00分更新
突然だが、「強いPC」と言われたら、あなたはどんなものを想像するだろうか。そもそも強いとは何か、という話になると思うのだが、例えば屈強な外見とか、パワーがあるとか、頑丈とか、強さを構成する要素としては大体こういうものが挙げられるだろう。これを単純にPCにあてはめてみると、「ゴツくて、性能が高くて、堅牢性も備える」ということになる。この条件をすべて満たすものはそう多くないだろうが、今回、筆者はそのようなノートPCに出会った。
デルが6月16日に発売した14型ノート「Dell Latitude 14 Rugged Extreme」は、米軍の調達規格「MIL-STD」に準拠し、軍隊や工業の現場、救急救命の場など、過酷な環境での利用を想定したクラムシェルPCだ。もともと耐久性と堅牢性に優れる同社の法人向けモデル「Latitude」シリーズをベースに、それを上回る改良を加えた、まさに「Rugged」(「頑丈な、丈夫な」という意味)の名にふさわしい出来となっている。
Dell Latitude 14 Rugged Extremeが編集部に届いたので、さっそく試してみた。今回はPCとしての基本性能を紹介する。
試用機の主なスペック | |
---|---|
製品名 | Dell Latitude 14 Rugged Extreme |
直販価格 | 42万9546円 |
CPU | Core i5-4300U(1.9GHz/最大2.9GHz) |
メインメモリー | 16GB |
ディスプレー(最大解像度) | 14.0型ワイド(1366×768ドット)、抵抗膜式タッチスクリーン |
グラフィックス機能 | インテル HD グラフィックス 4400(CPU内蔵) |
ストレージ | 256GB SSD |
光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
通信機能 | IEEE 802.11ac/a/b/g/n、1000BASE-T |
主なインターフェース | USB 3.0端子×2、USB 2.0端子×2、シリアルポート(RS-232)×2、アナログRGB端子、HDMI端子、有線LAN端子×2、Bluetooth 4.0、指紋認証センサー |
カードスロット | メモリーカードスロット、PCカードスロット |
テレビ機能 | ― |
サウンド機能 | ステレオスピーカー、内蔵型ノイズリダクションアレイマイク、ステレオヘッドフォン/マイクコンボジャック |
本体サイズ/重量 | 約幅356×奥行247×高さ52mm/約3.81kg |
オフィスソフト | なし |
OS | Windows 8.1 Pro Update(64ビット) |
(次ページ、「さすがの軍隊規格準拠、ゴツい外観がたまらない! 」に続く)
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