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最新パーツ性能チェック ― 第165回

AMD「FX-8370E」と「Radeon R9 285」が発表、早速ベンチマーク

2014年09月02日 21時01分更新

文● 林 佑樹(@necamax

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TDPを取るか性能を取るか

 ベンチマークとしては、CHINEBENCH R15、3DMark、ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編の3種類を用意し、同一条件下でFX-8370、FX-8370E、FX-8350のそれぞれで計測している。計測回数は各種3回で、その平均値をグラフとしてまとめた。

 結果としていえば、CHINEBENCH R15のように8コアを同時に酷使するような用途……たとえば写真のRAW現像やCPU依存のレンダリング・フィルタリングなどが多いユーザーであれば、ベースクロックの高いFX-8370。ゲームについては極端な差が生じなかったため、FX-8370EでOKといえる。

 傾向としてCPU依存度の高いゲームタイトルの場合は、FX-8370がオススメとなるが、その手のゲームタイトルはだいたいマルチコアに最適化されていないため、現状の環境での挙動から検討するといいだろう。

 またFX-8370とFX-8350を比べると、ほぼ誤差の範囲であり、FX-8350ユーザーであれば乗り換えるメリットはないといえる。消費電力の観点からFX-8370Eは乗り換え対象になり得るかもしれないが、それは以降でチェックする消費電力傾向で検討してもらいたい。

CHINEBENCH R15の結果

 CPUレンダリングの場合、FX-8370とFX-8370Eで110のスコア差が生じている。8コアが同時に高負荷になる運用が多いのであれば、やはりFX-8370。なおゲームをしながらウェブブラウズなどをする場合は、今回の環境で試した限りは、FX-8370とFX-8370Eでのパフォーマンス差をほとんど体感できなかった。

3DMARKの結果

 Ice Stromでは大きな差が生じているものの、グラフィックス性能重視のテストになるにつれ、差は少ないものとなっているのがわかる。またFX-8370とFX-8350は、ここでも誤差範囲のスコアだ。

ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編の結果

 上のグラフは解像度1920×1080ドット、フルスクリーンのものになる。ゲーミング用としてFX-8370Eはなかなか健闘しており、高品質(デスクトップPC)と最高品質ではFX-8370と変わらないものとなった。

次のページヘ続く (消費電力は?

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