低価格ながら完成度はピカイチ!8型Androidタブ「Venue 8」 第2回
意外にもカメラアプリが高機能だった!
コスパ抜群!8型Androidタブ「Venue 8」の十分すぎる性能 (3/3)
2014年09月10日 09時00分更新
カメラアプリは意外にも高性能
続いて、「Venue 8」のカメラ機能を見てみよう。有効画素数はフロント側で200万画素、リア側で500万画素。7~8型クラスのタブレットとしては標準的な性能だ。静止画の最高解像度は2560×1920ドットで、動画は1920×1080ドットが最大となる。
実際に撮影した作例を見てみると、実物よりもコントラストが高く色合いが強調されているように感じる。特に空の青さがかなりハデになっている印象だ。鮮明さが増して印象的に仕上がってはいるが、細部を見るとややノイズがあるのがわかる。タブレットで写真を楽しむレベルであれば、特に問題はないだろう。
アプリの使い勝手は標準的で、可もなく不可もなくといったところ。撮影シーンやホワイトバランスなどの調整は用意されているが、項目がそれほど多くなく、使い道が限定される。ユニークな機能としては、360度のパノラマ写真を撮影できる「Photo Sphere」や動画の低速度撮影などに対応している。
アプリの互換性についてはほぼ問題なし
Atomを搭載するAndroid端末では以前、一部のアプリがうまく動作しないことがあった。だが不具合が発生するのはほんの一部で、ほとんどのアプリは問題なく動作する。現在は互換性に関する問題もほぼクリアーされ、それほど気にする必要はないだろう。実際に「Kindle」や「Dropbox」などの人気アプリを試しているが、どれも正常に動作した。
人気ゲームも試しにプレーしたが、どれも問題なく動作した。3D機能を使ったゲームでもサクサクと快適に遊べる。Androidタブレットでは主流の7型よりも画面が大きいので、迫力のあるプレーを楽しめるだろう。
高性能&高機能でお買い得な8型タブレット
今回のレビューで、「Venue 8」が十分すぎるほどの性能を備えていることを知っていただけたかと思う。1920×1200ドットの高精細なディスプレーや11ac対応の無線LANなど、ほかの8型Androidタブレットよりも性能が高い点もポイントだ。これで直販価格が2万2980円(税込・送料込)ということを考えると、コストパフォーマンスは非常に高い。これからタブレットを使ってみたい人にはもちろん、使いやすいタブレットに乗り換えようとしている人にもおすすめしたい。
この連載の記事
-
デジタル
第2回 コスパ抜群!8型Androidタブ「Venue 8」の十分すぎる性能 -
デジタル
第1回 2万2980円の8型Androidタブ「Venue 8」は電子書籍リーダーに最適! - この連載の一覧へ