この記事はKORGが販売しているシンセキット「littleBits」を使って、夏休みの自由研究をしてもらうための特集の3回目です。お子様にもご覧いただけるようになっています。1回目・2回目と合わせてご覧ください。なお1回目の記事と2回目の記事は以下をご参照ください。
1回目 夏だ! シンセだ! 「リトルビッツ」で遊ぼう!
2回目 シンセの信号(しんごう)ってなに? リトルビッツで音を学ぼう
やあ、みんな! 夏休みは楽しめているかな?
今回はいよいよ音を出すよ! リトルビッツを買ってもらえたなら、これを見ながらいっしょに音を出してみよう。まだ買ってもらえていないなら、これをお父さんに見せてみよう。カッコいい音を見せれば、お父さんもきっとイチコロさ!
じゃあ、話がだっせんする前に、どんどんやっていくよ!
まず、音の出るモジュールから始めるよ。
つなぎかたのきほん
リトルビッツは、左から右へ電気が流れるんだ。まずいちばん左がパワー、その次に音の出るモジュールをつないでいって、さいごはスピーカーでおしまい。これが、きほん。
もし音が出ないときは、パワーが入っているかどうか、スピーカーのボリュームが上がっているかどうか、モジュールの接触(せっしょく)なんかをたしかめて、それから音の出るモジュールのツマミや、スイッチを動かしてみるといいよ。
じゃあ、ためしてみよう!
ランダム(random)のノイズをきいてみる
パワーとスピーカーのあいだに、ランダムをつないでみよう。もし音が出なかったら、真ん中のツマミを「noise」と書かれている方に入れてみてね。
どうだい、ただのざつおんだよね。何もいじれないし、こんな音を出しても仕方ないと思っていないかい? これが何に使えるかは、また後のお楽しみだよ。
(次ページでは、「オシレ―ターとフィルターを使って音を出すよ」)