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駆動時間は約10.8時間で外回りの仕事にも最適

回るノート「EliteBook Revolve 810 G2」-SSDで快速、マグネで堅牢!

2014年07月29日 11時00分更新

文● 山口優

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回転ギミックを採り入れた頑強ボディ

 日本ヒューレット・パッカードの「EliteBook」は、同社のビジネスPCの最上位に位置するシリーズ。洗練されたデザインと堅牢性の高い筐体設計で定評があり、世界のビジネスマンから支持を集めている。

 本機の最大の特徴はディスプレー部にある。11.6型の液晶ディスプレイは180度ぐるっと回転することができ、回転した状態で折りたためばタブレットとして使用できる。本体の厚さが22mmで重さが約1.4kgあるので、長時間タブレットスタイルで使用するのは少々キツいが、やはり物理的なキーボードを使えるメリットには代えがたい。とくにメールや報告書の作成など、文章を入力する機会の多いビジネスユーザーにはありがたい製品だ。

ディスプレーを180度ぐるっと回転することができる

180度回転させて閉じればタブレットとして使用できる

 本体は、マグネシウム合金を使用するので金属ならではの高級感と高耐久性を両立している。1600kmの地上輸送による振動テストや、粉じん耐久テスト、60℃の高温環境での耐久テストなど、グローバルメーカーならではのさまざまな品質テストをクリアしており、米軍調達基準(MIL-STD-810G)にも適合しているとのこと。実際、剛性は非常に高いようで、ディスプレーを繰り返し開閉したり、回転させてみたりしたが、がたつきや引っかかりを感じることはまったくなかった。

ディスプレイを裏返して折りたたみ、タブレットスタイルにしたところ

 インターフェースは本体背面に、USB 3.0端子×2(うち、1ポートはパワーオフUSB充電対応)、DisplayPortが搭載されている。また、本体右側面に拡張コネクターとmicroSDカードスロット、ボリュームコントロールボタン、回転ロックボタン、電源ボタン、ヘッドフォン/マイク端子などが搭載されている。

本体背面には、LAN、USB3.0×2(うち、1ポートはパワーオフUSB充電対応)、DisplayPortが搭載されている

本体右側面には、拡張コネクター、microSDカードスロット、ボリュームコントロールボタン、回転ロックボタン、電源ボタン、ヘッドフォン/マイク端子などが搭載されている

 また標準で、NFCに対応する非接触ICカードリーダーをパームレストに内蔵する。さらに、カスタマイズの際にFeliCaに対応させるためのプラグイン「FeliCa Device Plug-in」を選択すれば、本来ICカードリーダー「PaSoRi」などを接続して使用していたFeliCa用のアプリケーションが本機のみで利用可能になる。

 これにより、アプリケーションと組み合わせれば、電子マネーでの決済やチャージ、残高確認などもできる。仕事で忙しくて時間がない時やすぐ移動しなくてはいけない時に、その場で電子マネーのチャージが可能なのは大変ありがたい。そのほか、確定申告の際にネットから申告や納税などが可能なe-Taxなども使用できるので、税務署での手続きにかかる時間などの節約も可能だろう。


(次ページ「快適なタッチ操作が行える高輝度ディスプレー」へ続く)

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