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駆動時間は約10.8時間で外回りの仕事にも最適

回るノート「EliteBook Revolve 810 G2」-SSDで快速、マグネで堅牢!

2014年07月29日 11時00分更新

文● 山口優

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普段使いには十分すぎるパフォーマンス

 今回試用したEliteBook Revolve 810 G2は、OSがWindows 8 Pro(64bit)だが、ビジネス向けということもあり、Windows 7 Professional(64bit)を搭載するモデルも用意している。今まで使用していたPCのOSがWindows 7で、Windows 8 Proだと仕様が色々変わってしまい使いにくいというユーザーなどにとってはうれしい点だろう。

 CPUは第4世代のCore i5-4200U(1.60GHzを採用し、4GBメモリーと128GB SSDを搭載したもの。また、SSDは転送速度が高速なM.2タイプが採用されていた。

 そこで、いくつかのベンチマークを実行して性能を測ってみることにした。まず、「Windowsエクスペリエンスインデックス」では、次のような結果になった。

Windowsエクスペリエンスインデックスの結果
プロセッサ 7.2
メモリ 5.9
グラフィックス 4.7
ゲーム用グラフィックス 5.1
プライマリディスク 8.15

Windows エクスペリエンス インデックスの結果

 プライマリディスクのスコアが8.15という高い数値になっており、これだけ見てもSSDの速さが分かる。

 続いて「PCMARK 8 HOME CONBENTIONAL」では、下図のようにスコアが2143となった。
PCMARK 8 HOME CONBENTIONAL 3.0スコア
HOME Score 2143
Test duration 33min 32s
Web Browsing - JunglePin 0.34473s
Web Browsing - Amazonia 0.13905s
Writing 4.7s
Casual Gaming 14fps
Video Chat v2 / Video Chat playback 1 v2 30fps
Video Chat v2 / Video Chat encoding v2 145ms
Advanced Photo Editing part 1 0.86201s

PCMARK 8 HOMEのベンチマーク結果

 同様に、3DMARKも試してみたところ、「FIRE STRIKE」が486、「SKY DIVER」が2165、「CLOUD GATE」が3792、「ICE STORM」が37337となった。ビジネス向けモバイルノートとしては十分な性能だと言えるだろう。

3DMARKのベンチマーク結果

 また、「CrystalDiskMark」でストレージ性能を計測してみたところ、下図のようになった。M.2タイプのSSDを搭載しているということもあってかなり高速。実際に使っていてアプリの起動や切り替え、データの読み込みが速く、非常に快適だった。

「CrystalDiskMark」のベンチマーク結果

 このほか、「モンスターハンター フロンティア ベンチマーク 大討伐」では、1024×768ドット、フルスクリーンの設定でスコアが2035となった。また、「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト」では、1280×720ドット、ウィンドウ、低品質の設定で、スコアが4429、評価が「普通」となり、標準品質の場合はそれぞれ3789と「普通」、最高品質は2775と「やや重い」だった。

「モンスターハンター フロンティア ベンチマーク 大討伐」のベンチマーク結果

「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト」のベンチマーク結果

 「FINAL FANTASY XIV:A Realm Reboneベンチマーク キャラクター編」では、1366×768ドット、フルスクリーン、標準品質(ノートPC)の設定でスコアが2198、評価が「普通」となった。また、高品質(ノートPC)の場合はスコアが1353、評価が「設定変更が必要」、最高品質の場合はスコアが1020、評価が「設定変更が必要」だった。本機をゲームメインで使う人はいないだろうが、設定を工夫すれば比較的新しいPCゲームでも何とか楽しめる程度のパフォーマンスはありそうだ。

「FINAL FANTASY XIV:A Realm Reboneベンチマーク キャラクター編」の結果


(次ページ「外回りの仕事に心強い長時間駆動バッテリー」へ続く)

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