高パフォーマンス&高い拡張性が魅力
日本HPの注目ハイエンドミニタワー「Pavilion Desktop PC h8-1280jp/CT」を試す
2012年02月23日 11時00分更新
日本ヒューレット・パッカードの「Pavilion Desktop PC h8-1280jp/CT」(以下、h8-1280jp)は、高い拡張性を備えたカスタマイズ対応のミニタワーデスクトップだ。CPUにはSandyBridge世代のCore i5/i7を搭載し、グラフィックス機能には「AMD Radeon HD7450/HD6850」や「NVIDIA GeForce GT530/GTX550Ti/GTX580」を選択可能。ストレージには最大3TBのHDDからSATA 3.0対応の超速SSDまで、さまざまなバリエーションが用意されている。
しかも、価格は最小構成価格で6万9930円とコストパフォーマンスもバツグン。本格的な動画編集から最新3Dゲームまで、あらゆる用途で活躍するハイパフォーマンスデスクトップなのだ。
豊富なBTOメニューで自由自在にカスタマイズ可能
しかも安心の東京生産
h8-1280jpの魅力は、高いパフォーマンスと拡張性にある。ビジネスはもちろん、動画の編集やエンコード、最新3Dゲームまで、どんなシーンでもストレスなく利用可能だ。それでいて値段は最小構成価格で6万9930円からと驚くほどリーズナブル。目的と予算に応じて、自由自在にパーツを選べるのがうれしい。しかも生産は都内の昭島工場で生産しているため、高品質はもちろん、カスタマイズモデルにもかかわらず最短5営業日で納品されるのも高ポイントだ。
では、まずはh8-1280jpのスペックを紹介しよう。CPUにはクアッドコアのCore i5-2320(3.00GHz)/i5-2500(3.30GHz、+4200円)/i7-2600(3.40GHz、+7350円)が選択可能。いずれもクアッドコアCPUだが、動画編集マシンのようにより高いパワーを求めるならハイパースレッディング対応のi7-2600を選びたい。
メモリーは4GB/8GB(+4200円)/12GB(+8400円)/16GB(+1万2600円)から選択できる。比較的軽めの作業中心なら4GBで十分だが、あと数年使い込んでいくなら最低でも8GBは欲しいところ。16GBでもプラス1万2600円と手頃なので、予算が許す限りメモリー容量を増やしたほうがいいだろう。
ストレージには1〜3TBのHDDや120GB/160GB/256GBのSSDが用意されている。オススメはなんといってもSATA 3.0対応の爆速256GB SSD。マシンをキビキビ動作させるなら、システムのインストール用にSSDを選択し、データ用ストレージとして増設HDDをオプションで購入したい。
グラフィックス機能には、合計5種類のグラフィックスカードが用意されている。ローエンド向けには「AMD Radeon HD7450」や「NVIDIA GeForce GT530」、ミドル〜ハイエンド向けには「AMD Radeon HD6850」や「NVIDIA GeForce GTX550Ti/GTX580」を選択可能だ。オンラインゲームの鮮やかな世界観、細かな部分の描写までを高解像度でリアルに表現し、なおかつサクサク動かしたいなら、ハイエンドGPUの「NVIDIA GeForce GTX580」を選ぶといいだろう。ただし、Radeon HD6850やNVIDIA GeForce GTX550Ti/GTX580を選ぶと、拡張スロットの空きをひとつ消費することを覚えておこう。
光学式ドライブには、DVDスーパーマルチドライブかBlu-ray ROMドライブ(DVDスーパーマルチドライブ機能搭載、Blu-ray Discは読み込みのみ)、Blu-ray Discドライブの3種類が用意されている。5インチドライブベイがふたつ用意されているので、オプションで光学式ドライブを増設することも可能だ。
そのほかのオプションとして用意されているのは、15倍録画対応のデジタル3波対応ダブルチューナーやIEEE 802.11b/g/n対応の無線LAN機能など。また標準でUSB接続の日本語キーボードと光学マウスが付属する。