Core i3/Core i5/Core i7が選べる多彩なラインナップ
7時間40分駆動で小型ACアダプター、「Inspiron 14 5000」は取り回しのよい14型ノートだ (2/3)
2014年07月23日 11時50分更新
基本性能は十分のベンチマーク結果
Inspiron 14 5000の試用機のCPUはCore i7-4510U(2.0GHz)を搭載し、8GBのメモリーと1TB HDDを組合わせた構成だった。グラフィックス機能はCPU統合のインテル HD グラフィックス 4400を採用。OSはWindows 8.1(64bit)がインストールされている。この構成での実力を、ベンチマークで計測してみた。
まずWindowsの快適さの指標となる「Windowsエクスペリエンスインデックス」だが、Windows 8.1には搭載されていないため、評価プログラム「WinSAT.exe」の実行結果を「Windowsエクスペリエンスインデックス」の項目に合わせて紹介しよう。
「プロセッサ」の値は「7.4」、「メモリ」の値は「7.6」と優秀な結果が出ている。グラフィックス関係は、CPU統合のグラフィックス機能を採用しているマシンとしては妥当だが、「グラフィックス」の値が「5.9」、「ゲーム用グラフィックス」の値が「5.4」と抑えめだ。「プライマリハードディスク」の値は「5.9」で、これはSSDではなくHDDを搭載したマシンとして標準的な結果だ。
PCの総合的なパワーを判断する「PCMark 8」の結果は悪くないが、3D性能を計測するベンチマーク「3DMark」では低めの結果になっており、共通した結果となっている。
バッテリーについては「BBench」を、電源オプションを高パフォーマンスに設定し、無線LAN機能もオンにした状態で実施してみたところ3時間25分22秒利用することができた。このままでもちょっとした外出には対応可能だが、省電力な設定にすればよりモバイルで使いやすくなるだろう。
(次ページ「ライトな使い方にぴったりのコンパクトノート」へ続く)