パワーアップした15.6型ハイスペックノート「LIFEBOOK AH77/R」ロードテスト 第1回
フルHD液晶を搭載したハイスペックノート
CPU強化、8.1 Updateでさらに使いやすく! 15.6型「LIFEBOOK AH77/R」 (3/4)
2014年05月30日 11時00分更新
前モデルから継承された「Made in Japan」の高品質なデザイン
続いて「LIFEBOOK AH77/R」の本体デザインについて見てみよう。サイズや重量、ボディの作りに関しては前モデルとまったく同じ。シンプルでありながら上品さを感じさせるデザインだ。
フットプリントは約幅377.2×奥行き256.6mmで、B4サイズ(幅364×奥行き257mm)と同じ程度。15.6型としては標準的なサイズで持ち歩けない大きさではないが、据え置きで使うデスクノートとして考えたほうがいいだろう。高さは16~23.8mmで、15.6型としてはかなり薄い部類に入る。フットプリントが大きいこともあり、実際に手にすると非常にスリムに感じる。
液晶ディスプレーの解像度は1920×1080ドットのフルHDで、画素密度は141dpi。パネル表面は光沢のあるグレア仕上げで、発色のよい鮮明な映像を楽しめる。光の映り込みは多少あるが、液晶ディスプレーの角度を変えれば問題ない。視野角の広いIPSパネルを採用しているため、角度を変えて斜めから見ても映像は鮮明なままだ。
タッチパネルには傷に強い強化ガラス「Dragontrail」が使われているほか、「サラサラコートディスプレイ」と呼ばれる特殊な処理により油脂や指紋の汚れが目立ちにくくなっている。実際に使ってみたところタッチ操作の指すべりは良好で、確かに汚れも目立ちにくい。それでも油脂が付いてしまうことはあるが、柔らかい布で軽く拭き取るだけで取り除くことができた。
キーボードは108キー構成の日本語配列を採用している。エクセルでの数値入力に便利なテンキー付きだ。キーピッチは約18.4mmで、15.6型としてはやや小さい印象を受ける。とはいってもあくまでも数値上の印象で、実際に使ってみると特に気になることはなく普通に入力することができた。キーストロークは約1.7mmと十分な深さが確保されており軽快にタイプできる。
インターフェースとしてはUSB 3.0端子×4、HDMI端子、SD/SDHC/SDXC対応ダイレクト・メモリースロットが用意されている。通信機能はIEEE 802.11a/b/g/n対応の無線LANと1000BASE-Tの有線LAN、Bluetooth 4.0+HS、NFCの構成だ。光学ドライブとしてBDXL対応ブルーレイディスクドライブが用意されている点もポイント。ブルーレイの映像コンテンツを楽しるのはもちろん、バックアップ用途でも活用できる。
(次ページ、「優れた本体デザインはそのままに、Windows 8.1の快適さが向上」に続く)
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