「MB-V700S-SH」はCore i7、GTX860Mですこぶるコスパに優れたノートPCだ！

2014年06月02日 17時00分更新

文●林　佑樹

意外とデカい15.6型の設置や持ち運びを考える

　MB-V700S-SHの平面サイズは約幅374mm×奥行250mm。意外と大きく、まず横幅の確保が重要になってくる。デスクトップ機と異なる点はモニターもセットなので、奥行きについては確保しやすいケースが多いだろう。また、ACアダプターはややデカイ部類に入る。ただケーブルの長さは十分に確保されているため、オフィスの場合はビジネスフォンの下にACアダプターを置くなどして、空間を上手く利用するといいだろう。また設置の際は本体右奥にある排気ファンを隠さないように注意すること。スペックが高いため、発熱によるパフォーマンスダウンの要因となってしまうのだ。

編集部の机に置いてみたところ。奥行きはビジネスフォンくらいである

　次に持ち運ぶ場合。重量は約2.7kgで車両での移動であれば問題ないが、手持ちでの移動には限界がある。重量に加えて、上記の通りのサイズなので成人男性が小脇に抱えたとしてもデカい。ただ短時間の運搬はそれほど辛くなく、リビングから寝室、デスクから会議室へといった移動は実行できる。またバッテリー駆動時間は最大約5.4時間で移動中も安心できるほか、1時間程度の会議であればACアダプターを接続する必要もない。このあたりのフットワークはビジネス用途でとくに便利に感じるだろう。

小脇に抱えてみたところ。短時間ならば大丈夫といったところ。出先まで持ち運ぶ場合はバックパックを用意するか、車両でないとかなりキツい。そのため、ミーティング時にちょっともっていける程度の認識に留めるべきだろう

（次ページ「コスパに優れた15.6型」へ続く）

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