快適な作業環境を構築できる、あれこれしたいユーザー向け

「MB-V700S-SH」はCore i7、GTX860Mですこぶるコスパに優れたノートPCだ!

文●林 佑樹

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SSDにHDDもアリの充実スペック

 MB-V700S-SHは、軽いグラフィックスのゲームをたまに遊んだり、ウェブブラウズや動画編集など、オールマイティにこなせるマシンだ。Core i7-4710MQ、GeForce GTX860M、16GBメモリー(PC3-12800、8GB×2)の時点で十二分にわかるだろう。ストレージを見てみると、システムドライブとして128GB SSDを搭載し、データ置き場として500GB HDDを用意している。そのため、OSのレスポンスはよく、またよく使用するアプリケーションもSSD側にインストールしておけばより快適な作業環境を構築できる、あれこれしたいユーザー向けの作りだ。

15.6型のフルHDパネル・ノングレアのディスプレーを備える

 そのほかを見てみると、DVDスーパーマルチドライブ、IEEE 802.11 b/g/n、Bluetooth 4.0、SDカードリーダー、USB 2.0端子×1、USB端子 3.0×3、有線LANなどを備えている。スペックと同じく、すでに手元にあるデバイスの流用もしやすいだろう。またバッテリーを搭載しており、カタログスペックでは最大約5.4時間。モバイル用というよりは、デスクから移動して会議室で使用するといったレベルの用途止まりだ。

本体正面(左)と背面(右)。正面にはインジケーターが左端に用意され、背面にはミニD-sub 15ピンと電源があるのみ。邪魔になりにくい位置にあるため、机に配置する場合にかなり配線が楽になるだろう。またミニD-sub 15ピンはすっかり使用されるシーンが減っているものの、プロジェクターに接続する需要があるため、用意されたものと思われる

本体左側面。USB 端子2.0×1、S/PDIF出力端子、マイク入力/ヘッドフォン出力端子、光学DVDドライブと並ぶ

本体右側面。SDカードスロット、USB 3.0 端子×2、USB 3.0端子/eSATA端子×1、HDMI端子、有線LAN端子がある

本体底面。冷却ファン用の吸気スリットがあるため、設置時は意識する必要あり

MB-V700S-SHはDVDスーパーマルチドライブとなっているが、Blu-rayディスクドライブにも変更可能だ

ディスプレーは、上記写真のところまで開くことができる。膝上での作業はまずない大きさなので、十分といえる

マウスコンピューター/G-Tune


(次ページ「気になるディスプレーの発色」へ続く)