このページの本文へ

すべては外出先で美味しいエスプレッソを飲むために

24時間テストでわかる、山専ボトルの驚異の保温力

2014年05月15日 17時00分更新

文● 四本淑三

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

いよいよ山専ボトルの性能を測る

 ということで山専ボトル、FFX-500の保温性能を計ってみました。メーカーがうたう性能は「6時間77度以上、24時間50度以上」です。これは家庭用品品質表示法の条件で計測されたものでしょう。

 その条件とは「室温20度±2度において2時間以上開栓して放置した製品に付属の中栓をしたときの中栓の下端まで沸騰水を入れ、湯の温度が95度±1度になったときにその製品付属の中栓等をした後、一定時間放置した場合のその湯の温度が表示以上になるように温度を表示し、その次に括弧書きでその放置した時間を付記する」※4というもの。この「放置した時間」はステンレス製携帯用魔法瓶の場合は「24時間及び6時間」と決められています。

 ですが「エスプレッソを淹れる」というニーズから、可能な限り高い温度をキープしたい。そこで1分ほどお湯で予熱したボトルに、沸騰したお湯を中栓の下端まで入れ、検温後、ただちに中栓およびコップ兼用キャップを閉めて放置、という方法を採りました。途中、大体2時間ごとに中栓を開けて、温度をチェックしたのが以下の結果です。

計測開始。沸騰したお湯もボトルに入れた段階でグッと下がります

5月10日

  • 計測開始時の気圧(10時):1016.3hPa
  • 計算上の沸点:99.9062度
  • 沸騰時に温度計が示した水温:99.9度
  • 室温:約26度
計測開始時(9時51分) 98.5度
2時間23分後(12時12分) 91.2度
4時間後(13時51分) 87.1度
8時間20分後(18時09分) 78.0度

 この結果には、ちょっと驚きました。メーカーの公表値よりも全然いいわけですが、これは品質表示法の計測条件よりも、最初の時点で湯温が3~4度ほど高く、室温もそれなりにあったからでしょう。それでも4時間を経過して87.1度というのは立派だと思います。

 ただ、ちょっと結果が良すぎる気もしないではなく「実験結果に再現性がない」「データ捏造の可能性が」みたいなことを言われて、一躍時の人になるのも嫌なので、日を改めて追試しました。今度は1時間間隔で計っています。

5月13~14日

  • 計測開始時の気圧(12時) :1003.4hPa
  • 計算上の沸点:99.5504度
  • 沸騰時に温度計が示した水温:99.6度
  • 室温:約26度
計測開始時(5月13日/11時55分) 98.1度
1時間後(12時55分) 94.5度
2時間4分後(13時59分) 91.4度
3時間5分後(15時00分) 88.6度
4時間後(15時56分) 86.0度
5時間後(16時55分) 83.5度
6時間後(17時55分) 81.3度
7時間後(18時55分) 79.2度
8時間後(19時55分) 77.2度
9時間4分後(20時59分) 75.0度
10時間後(21時55分) 73.3度
11時間後(22時55分) 71.6度
12時間後(23時55分) 70.0度
24時間後(5月14日/11時55分) 55.5度

 結果はさほど変わらず。さすがサーモス!

※4 「3. 保温効力」の欄を参照。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

最新記事

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン