クアッドコアSnapdragon 800搭載(2.2GHz)で
アプリがサクサク!
Xperia Z UltraはCPUにクアッドコアのQualcomm Snapdragon 800(2.2GHz)を採用している。メモリーは2GBで、ストレージは32GBだ。OSには「Jelly bean」こと「Android 4.2.2」が採用されている。海外では「KitKat」こと「4.4」へのアップデートが実施されたが、国内ではまだリリースされていない。とはいえ、日常的な利用には特に差支えないため、メーカーの発表を気長に待ちたい。
高性能なCPUを搭載しているだけあって、動作は非常に快適だ。重めのゲームをプレーしてみてもカクつくことなく、ストレスなく遊ぶことができる。またペン入力を快適に行なえる点にも注目したい。感度の高いSuper Responsiveスクリーンを採用しているため、静電式のタッチペンやペン先の細い金属製のスタイラスでもスラスラと書ける。手帳のように手書きのメモを作成するのにも向いているだろう。
ベンチマークで性能チェック
続いて、Xperia Z Ultraのベンチマーク結果を紹介しよう。テストに利用したのは総合的な性能を計測する「AnTuTu Benchmark」と「Quadrant Standard Edition」「Basemark OS II」の3種類と、3D性能を計測する「3DMark - The Gamer's Benchmark」の合計4種類だ。いずれの結果も非常にスコアが高く、現時点ではトップクラスの性能だろう。
バッテリー駆動時間のテスト結果は5時間30分
次は、バッテリー駆動時間のテスト結果を紹介だ。Xperia Z Ultra本体の省電力機能をすべてオフにした状態で画面の明るさを最大に、自動調光機能をオフに設定。ボリュームを小さめの「2」に設定したあとYouTubeの1080p動画を連続再生し続けた結果、テスト開始から5時間30分でバッテリー切れとなった。カタログ上の公称値ではWi-Fi利用のWebアクセス時で約6時間半とされているが、高解像度のネット動画を再生し続けるという負荷の高いテストでバッテリーがこれだけ持てば十分だろう。画面の明るさを抑えたり、ネットに接続しないときはWi-Fiをオフにしたりなど工夫すると、駆動時間は延長されるはずだ。
![](/img/blank.gif)