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薄型コンパクトながら機能充実、新たにパンケーキなズームレンズも登場

オリンパス、コンパクトミラーレス一眼「OM-D E-M10」などを発表

2014年01月29日 18時34分更新

文● 行正和義

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ミラーレス一眼 OLYMPUS OM-D E-M10(「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ」装着)

 オリンパスイメージングは1月29日、コンパクトサイズのミラーレス一眼機「OM-D E-M10」および既存の「OM-D E-M5」の機能/デザインを高めた「OM-D E-M5 PROレンズキット(エリートブラック)」を発表、2月下旬から3月にかけて順次発売する。

背面には可動液晶を搭載

 E-M10は、OM-Dシリーズのエントリーモデルにあたるものの、シリーズ上位機「E-M5」と「E-M1」からそれぞれ1605万画素Live MOSセンサ/画像処理エンジン「TruePicVII」を継承する。小型・薄型化されつつも上位機ゆずりの2ダイヤルを搭載、高精細EVF、ボディ内3軸VCM手ぶれ補正機構、可変アングル液晶、81点FAST AFと最大8コマ/秒の高速連写など豊富な機能を持つ。さらにWiFi機能も搭載し、スマホからのリモートライブビューやリモートシャッターなども対応する。

ボディは薄型ながらEVFと2ダイヤルを搭載している

 撮像素子は有効1605万画素4/3型Live MOSセンサ、レンズマウントはマイクロフォーサーズ、背面液晶は3型(上80度/下50度可動・タッチ機能付き)、EVFは約144万ドット。ISO感度最大25600、静止画撮影画素数は最大4608×3456ドット(JPEG/RAW)、動画撮影は1920☓1080ドット/30fps(MPEG-4AVC/H.264対応)。本体サイズは幅119.1×高さ82.3×厚み45.9mm、重量は約396g。

パンケーキズーム「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ」にはレンズ交換式初となる自動開閉レンズキャップ(別売り)を装着することもできる(画像はオプションのバッテリーグリップも装備)

 シルバー/ブラックの2モデルが用意され、シルバーは2月下旬、ブラックは3月の発売となる。いずれも価格はオープンプライス。レンズキットとしては、同時発表のパンケーキズーム「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ」が付属するキットと、さらに望遠ズーム「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R」が付属するダブルズームキット(いずれもシルバーのみ)が用意される。1月29日~3月末までに本体やレンズキットを予約購入した人には、新製品となるマクロコンバーターレンズ「MCON-P02」(最大撮影倍率が35mm判換算 0.762倍)がもれなくもらえるキャンペーンを実施している。

「OM-D E-M10」のブラックボディモデルに「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ(ブラック)」を装着

 「OM-D E-M5 PRO レンズキット(エリートブラック)」は、既存の「E-M5」のデザイン性/機能を高めたモデル。ボディをブラックのレザートーン、グリップ部を革調にするなど伝統的カメラ風にしたほか、メインダイヤルやサブダイヤルのデザインを変更し、ファームウェアを最新(Ver2.0)としている。

ブラックボディにより高級感も増した「OM-D E-M5 PRO レンズキット(エリートブラック)」

 レンズとして、プロ写真家に高い評価を受けている広角ズーム「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO」が付属する。価格はオープンプライス。

「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ」はパンケーキと呼んでよいほど薄いのに電動ズーム、しかも自動開閉レンズキャップを使えるなど重宝しそうだ。価格は4万2000円

同時発表となった「M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8」(35mm判換算 50mm)。価格は4万2000円

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