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自分撮りなど多彩な機能を搭載するOLYMPUS STYLUS TG-860 Toughも発表

F2.0レンズ採用、RAW記録もできる防水タフカメラ「OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough」

2015年04月21日 13時39分更新

文● 松野/ASCII.jp

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タフカメラのフラッグシップモデル「OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough」など2製品が発表

 オリンパスは4月21日、防水性能、防塵、耐衝撃、耐低温、耐荷重などのタフ性能を備えるアウトドア向けコンパクトデジタルカメラ「OLYMPUS STYLUS TG-860 Tough」「OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough」を発表した。5月22日から販売を開始する。

 2製品とも、防水シーリング構造の改善による水深15mの防水性能、ショック吸収機構、衝撃吸収部材の採用、筐体を2重構造化などによる高さ2.1mからの耐落下衝撃性能、最大100kgfの荷重に耐える堅牢性、-10°Cまでの耐低音性、砂やホコリからカメラを守る防塵設計の採用など、5大タフ性能の実現をうたう。

OLYMPUS STYLUS TG-860 Tough。カラーはホワイトとオレンジの2色

 OLYMPUS STYLUS TG-860 Toughは、自分撮りなどあらゆる角度からの撮影機能を強化。180度チルト液晶を採用したほか、ボディー前面のフェイスボタンをレリーズボタンとして使用できる。筐体はフェイスボタンからもシャッターボタンからも撮影しやすいデザインをうたい、カメラの向き、液晶の位置を検出し、自動で表示を切り替える表示反転設定を搭載している。また、モードダイヤルに新たに自分撮りモードを搭載した。

 1/2.3型CMOSセンサーを採用し、有効画素数は1600万画素。コンデジとしては珍しい35mm判換算で21mmの光学5倍ズームレンズを搭載し、山岳や海辺での広大な風景に適するだけでなく、狭い場所での撮影にも有利だとしている。

 カラーはホワイト、オレンジの2色。本体サイズはおよそ幅112.9×奥行き27.6×高さ64.1mm、重量は約224g。価格はオープンプライス。

OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough。カラーはブラックとレッドの2色

 上位モデルであるOLYMPUS STYLUS TG-4 Toughは、上記のタフ性能に加え、解放F値2.0の明るいレンズを採用。焦点距離は35mm判換算で25mm~100mmとなる。センサーサイズは1/2.3型で、有効画素数は1600万画素。

 1枚で大きな屈折と高い収差補正能力を発揮するDSA(大偏肉両面非球面)レンズなど、同社一眼用レンズと同じ部材を使用しているほか、画像処理エンジンも同社のデジタル一眼フラッグシップ機「OM-D E-M1」に搭載される「TruePic VII」を採用しており、高画質の実現をうたう。また、RAW画像での記録に対応、AFターゲット選択が可能など、より本格的なアウトドア撮影に適したモデルとなっている。

 カラーはレッド、ブラックの2色。本体サイズはおよそ幅111.5×奥行き31.2×高さ65.9mm、重量は約247g。価格はオープンプライス。

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