「LIFEBOOK SH WS1/M」最強構成モデルでゲームを快適にプレーできるか検証 (3/3)
2014年01月31日 11時00分更新
「ドラクエ」や「FF14」は設定変更で快適に。「艦これ」はサクサク!
つぎにゲーム系3Dベンチマークの結果を紹介しよう。PC版「ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン」の快適さを計測する「ドラゴンクエストXベンチマークソフト Ver.1.00」では、画質が「標準品質」の解像度が1280×720ドットでスコアが「3761」の「普通」という結果だった。この設定であれば、特にストレスを感じることなくサクサク遊べるだろう。グラフィック設定を「最高品質」に設定したり、解像度を1920×1080ドットに変更するとスコアが低下してしまうが、ゲーム本編ではグラフィック品質をより詳細に変えられるため、より高い解像度でも快適に遊べる可能性がある。
「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編」では画質が「標準品質」の解像度1280×720ドットの設定で「2719」の「やや快適」という結果に。「高品質」では「1753」の「設定変更を推奨」で、「最高品質」では「1274」の「設定変更が必要」となり、画質を向上させると快適にプレーするのは厳しそうだ。解像度を1920×1080ドットに変更してみたところ、「標準品質」では「1450」の「設定変更が必要」だったが、「高品質」と「最高品質」ではいずれも「動作困難」という結果だった。
さらにそのほかのベンチマークでテストしてみたところ、1280×720ドットの標準設定で問題なくプレーできそうな結果が出たのは、「モンスターハンターフロンティアオンラインベンチマークソフト第3弾【大討伐】」と「ファンタシスターオンライン2 キャラクタークリエイト体験版 ver.2.0」の2種類。高いマシンパワーを要求する「バイオハザード6ベンチマーク」では、画質をもっとも低く設定した上で何とかプレーできるという結果だった。
3D描画を行なわないブラウザーゲーム「艦隊これくしょん~艦これ~」をプレーしてみたところ、動作自体はサクサクと快適なのだが、ゲーム画面が小さく表示されてしまう。ブラウザーの拡大率を200%に設定すると画面が大きく表示され、プレーするのにちょうどいいサイズとなった。このときタスクマネージャーから「パフォーマンス」を確認すると、プレー中のCPU使用率は常時30%で推移。ゲームのプレー自体は問題ないが、画像編集など重めの作業と並行しながらプレーすると、やや処理がもたつく場面があるかもしれない。
息抜きで遊ぶ程度なら十分なゲーム性能
今回はさまざまなゲーム系ベンチマークでLIFEBOOK WS1/Mのゲーム性能をテストしてみたが、標準的な画質や解像度に設定すれば多くの人気ゲームが問題なくプレーできることがわかる。最高品質でプレーするには少々厳しいが、休憩がてらに遊ぶ分には十分な性能だといえるだろう。
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