「LIFEBOOK SH WS1/M」最強構成モデルでゲームを快適にプレーできるか検証 (2/3)
2014年01月31日 11時00分更新
人気のオンライン3Dゲームなら問題なくプレーできる性能
各種ベンチマークの結果をご覧いただく前に、試用機のスペックを確認しておこう。CPUには上位パーツのCore i7-4500U(1.8GHz)を搭載し、メモリは最大容量の10GB、ストレージには最速の256GB SSDを選択している。
試用機のスペック | |
---|---|
CPU | Core i7-4500U(1.8GHz) |
メモリ | 10GB |
ディスプレー | 13.3型ワイド(2560×1440ドット) タッチパネル |
グラフィックス機能 | Intel HD Graphics 4400(CPU内蔵) |
ストレージ | 約256GB SSD |
OS | Windows 8.1(64bit) |
ゲーム性能で一番のキモとなるGPUについては、「LIFEBOOK WS1/M」はCPU内蔵のIntel HD Graphics 4400を利用する。GPUの性能は、より安価なCore i5-4200U(1.6GHz)とほぼ同レベルの性能。だが、実際のゲームではCPUの処理能力も影響することを考えると、よりパワフルなCore i7-4500Uを選ぶべきだろう。メモリやストレージについても上位パーツを選んでおけば、ロード時間や操作時のレスポンスも早く快適にプレーできる。
前回のレビューでも紹介した「Windows エクスペリエンス インデックス」を確認してみると、3D描画性能を表わす「ゲーム用グラフィックス」のスコアは「5.3」とそれほど高くはない。だがWindows 8.1では各スコアの最大値が「9.9」に設定されていることを考えると、平均よりはわずかに高いともいえる。
「LIFEBOOK WS1/M」試用機の「Windows エクスペリエンス インデックス」テスト結果 | |
---|---|
プロセッサ | 7.4 |
メモリ | 7.4 |
グラフィックス | 5.1 |
ゲーム用グラフィックス | 5.3 |
プライマリ ハードディスク | 8.1 |
総合的な3D描画性能を計測する「3DMark」では、DirectX9相当の描画能力をテストする「Ice Storm」で「29855」というまずまずの結果だった。DirectX10相当の「Cloud Gate」やDirectX11相当の「Fire Strike」ではスコアが低いものの、話題のオンライン版3DゲームはDirectX9を利用しているケースが多いため、特に問題なくプレーできるだろう。DirectX9の描画性能を計測する「3DMark Vantage」でもパフォーマンスモードで「3445」という結果で、内蔵GPUとしては標準的なスコアである。
(次ページ、「「ドラクエ」や「FF14」は設定変更で快適に。「艦これ」はサクサク!」に続く)
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