【9月】
iPhone 5s祭、ゴールドを求めて右往左往
ソフトバンク冬春モデル発表
9月は新型iPhoneのニュースで持ちきりだった。ドコモからのリリースももちろん大きな話題となった。また、iPhone 5sは今回正式な予約を受け付けず、品薄なゴールドを発売直後に入手するためには、店舗での行列か発売後のオンライン予約かで、多くの人が右往左往した。
一方、Androidスマホの冬モデルはソフトバンクがまず先行して発表。これまで同様のTD-LTEベースの「SoftBank 4G」に加えて、2.1/1.8GHzのFD-LTEに対応した「Hybrid 4G LTE」対応が最大の特徴だが、機種数は冬春合わせて実質3モデル止まりだった。
9月のトピック
●やっぱりキタ! ドコモからiPhone 5s/iPhone 5c発売決定!
●auはiPhone 5を高額買取! タブレットと通信量を分け合い可に
●iPhone 5s購入反省会 14時間待ったかいはあった?
●ソフトバンク冬春スマホはTD-LTE&FD-LTE両対応で下り110Mbps!
●パナソニック、コンシューマー向けスマホを休止
【10月】
auとドコモの冬モデル発表会
WiMAX 2+が開始、新iPadも発表
au、ドコモの順で冬モデル発表会が開催された。三大キャリアがiPhoneを取り扱う中で、Androidスマホの存在感はさらに薄くなっているが、auは「Xperia Z1」「GALAXY Note 3」という海外でも人気のスマートフォンをドコモとのタイムラグ無しで投入してきたのが新しい動き。また、独自モデルの「isai」を、LGと共同開発でリリースした。
ドコモの冬モデルは、「Androidのオススメ3機種」という打ち出し方で、ソニーモバイル/シャープ/富士通のスマホをピックアップ。ただ話題の中心は「Xperia Z1」「Xperia Z1f」の2モデルに集まっており、それ以外はやや厳しい状況にある。
10月のトピック
●【au冬スマホまとめ】Xperia Z1&GALAXY Note3など最新6台
●auとLGが共同開発した「isai」 異彩を放つハイスペック機
●【ドコモ冬スマホまとめ】スマホ8台、小型Xperia Z1が最注目
●UQ、「WiMAX 2+」発表、auの4G LTEも使えるルーター登場
●アップル秋の大収穫祭!? iPad AirなどをiPhoneクラブが語る!
【11月】
SIMフリー版iPhoneが発売
Nexus 5もSIMフリーで登場
突然といった感じに日本国内でもSIMフリー版のiPhone 5s/iPhone 5cの販売が開始されている。端末価格はiPhone 5sの16GB版で7万1800円と、キャリアによる割引が当たり前の日本ではやや高価な感じは否めないが、日本での通信料金や端末価格のありかたに一石を投じたのは間違いない。
また、11月1日には「Nexus 5」が登場。そして、日本からの注文受付も可能になった。さらにイー・モバイルからの発売も発表されている。
11月のトピック
●【速報】Apple StoreでSIMフリー版iPhone 5s、国内発売
●Nexus 5、いきなり発表 LG製で国内でも3万9800円で購入可!
●イー・モバイルから発売の「Nexus 5」を詳しくチェックする
●auオプションの入退会ページが超シンプルと話題に
●Android 4.4登場 システムをスリムにしてOSの断片化を防ぐ
【12月】
イーモバとウィルコムが来春合併
1GB高速通信で月980円のSIMをBIGLOBEが
同じソフトバンクグループのイー・アクセス(イー・モバイル)とウィルコムが来春の合併を発表。形式上はイー・アクセスがウィルコムを吸収するが、ウィルコムは現在のサービスを継続して提供するとしている。新しい社名やブランドについては、今後にあらためて発表されるとのこと。
ますます競争が激しくなっている格安データ通信SIMだが、BIGLOBEから月1GBの高速通信が利用でき、月980円という決定版的なサービスが発表された。また、一部のスマホ+MVNOのデータ通信SIMで発生するバッテリーの急激な消耗に対応すべく、SMSオプションを追加できるサービスが増えている。