コーエーテクモゲームスは、「大航海時代」シリーズ最新作として、PCブラウザーゲーム「大航海時代V」を発表した。基本料金は無料。2014年年頭にサービスを開始する予定で、本日より事前登録の受付を開始する。
約15年ぶりの新作
酒場娘とのロマンスも
大航海時代Vは、1999年に発売された「大航海時代IV」から15年ぶりとなるシリーズ最新作。主要要素である「探検」「交易」「海戦」を活かしつつ、「マルチ・ポルトラーノ」と呼ばれるシステムを搭載。これは、同じ海域であっても複数の海図が存在し、海図を入れ替えることで、ゲーム内の地形が変わるもの。測量で正確でなかった時代に複数存在した怪しい海図を参考にしたシステムだという。
プレイヤーを手助けするNPCである探検商人「ジュピトル」やトレジャーハンターの「ソニア」といったキャラクターのほか、史実に登場する人物が100名以上登場する。プレイヤーは、船で航海する際に探検担当・交易担当・海戦担当と最大3名配置することができる。航海士の能力は艦隊で合計され、海賊との闘いや探検などのプレイに影響していく。
船のカスタマイズも可能で、大砲や船首像を配置することで、見た目のデザインや性能に反映される。そのほか、都市に投資することで国政に参加できたり、酒場娘とのロマンスもあるという。
大航海時代Vには未開の地がある
海洋冒険家の白石康次郎氏が登壇
会場には海洋冒険家の白石康次郎氏も登場。ビタミン不足で起こる病気である壊血病対策として野菜を意識して取るように心がけていたり、海賊とのやり取りなど実体験をコメント。ただ、最近はグーグルアースなどで世界の海の秘密が簡単に見れることを残念がり、「大航海時代Vには、マルチ・ポルトラーノで未開の地がある。PCの環境があれば誰でもできる。自分なりの地図を作って夢を膨らませて欲しいとアピールした。
ASCII.jpの最新情報を購読しよう