コーエーテクモゲームスは、12月12日に発売予定の人気歴史シミュレーションゲーム「信長の野望・創造」の完成発表会を都内で開催。作品のクオリティーやタイアップ情報などを発表した。価格はPlayStation 3版が9240円(ダウンロード版:8000円)、Windows版が1万290円(ダウンロード版:8900円)。
信長の野望・創造は、信長の野望シリーズ14作目となる最新作。「新時代の創造」をコンセプトに、「リアリティ・ダイナミック・ドラマティック」を3つをテーマとして作りこんだという。舞台となる日本は、3D1枚マップで再現。日本全体から城下町を表示する際にはシームレスに視点移動が可能だという。
登場する城の数はシリーズ最多の300以上。今作では、複数の城から出陣した軍勢が連携して複数の城を同時に攻撃するといった多面作戦が行なえる。また、周辺勢力と同盟を結んだり、援軍を要請できるようにする根回しといったいわゆる「外交工作」がより重要になるだろう。
さらに、シリーズ初の「フリークエストシステム」を導入。史実の歴史を歩むほかの選択肢が生まれている。なお、一部の大名は、青年期と壮年期で別々の顔グラフィックが用意されている。よりリアルな歴史の移り変わりを堪能できること間違いなしだ。
山本寛斎デザインの衣装でシブサワ・コウが登壇!
会場には、シブサワ・コウこと同社代表取締役社長の襟川陽一氏が、ファッションデザイナーである山本寛斎氏がデザインした衣装で登場。襟川社長は、「歴史シミュレーションゲームの最新作として14作目です。信長の野望・創造が完成しました。テーマは新時代の創造。織田信長は創造と破壊を繰り返し、新しい時代を生み出しました。その創造と破壊のなかの創造というところに焦点を当てて、ゲームを作りこみました。内容につきましては非常に自信を持っています」と、太鼓判を押した。
ちなみに襟川社長が来ている衣装は、信長が存命だったらと仮定し、世界への野望を発展させたらというイメージからデザインしたものだという。衣装を見た襟川社長はまず格好良いとという第1印象、着用した後は重たいという印象を受けたとのこと。重たい甲冑を付けて戦った戦国時代の武将の気持ちを肌に感じたようだ。
ゲストには東国原衆院議員や歌手の平原綾香さんも
同発表会には、衣装タイアップを担当したファッションデザイナーの山本寛斎氏、テーマソングを担当している歌手の平原綾香さん、衆議院議員の東国原英夫氏など多くのゲストが登場した。なかでも接点が気になる東国原氏の信長の野望歴は、1986年に同氏が起こした事件に遡る。その事件の謹慎中に自宅でプレイしていたゲームのなかにシリーズ第2作目の信長の野望 全国版があったのだという。なので、あまりいい思い出はないそうだが、今回改めてプレイしてみる意気込みを見せていた。
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