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最新技術、最新パーツを活用する極上PC自作第4回

リビングPCやタブレット/スマホの母艦に最適な小型&省電力PC

2013年12月20日 17時00分更新

文● 藤田 忠

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 最新技術、最新パーツを活用する極上PC自作の4回目は、家族みんなで共有するリビングPCからメディアサーバーや子供用PC、そして今熱い7&8インチWindowsタブレットの母艦PCまで、さまざまな用途に使える小型&省電力PCの構成を提案していこう。

 極小&省電力PCの定番といえば手のひらに乗るサイズを実現したIntel「NUC」やGIGABYT「BRIX」が話題だ。GPU性能が向上したHaswell版CPU搭載モデルがラインアップに追加され、モデルによっては「ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン」とったライトゲームもプレイできる。

 ただ、筐体が手のひらサイズだけあって、拡張はUSBによる外付けになる。またCPUはマザーボードにオンボード搭載のため、必要に応じて、より高性能なCPUに交換することもできない。

 というわけで、今回は最大容量が4TBに達している3.5インチHDDや、アニメや映画視聴には欠かせない高画質なBlu-ray Discを楽しめるドライブを搭載できる省スペースなPCの自作を目指してみた。

 拡張性を残しつつ、省スペースなPC自作を行なうのに最適なのが、マザーボードサイズが170×170mmのMini-ITX規格だ。当然、PCケースも一般的なATXやMicro ATX規格の製品に比べて小型化。さすがに拡張性や冷却性能はATXやMicro ATX規格のPCケースには負けるが、ビデオカードを搭載するゲーミングPCを組むことも可能になっている。

さまざまなサイズ、拡張性のMini-ITX向けPCケースが登場しており、用途にあった小型PC自作が可能だ

 ATXやMicro ATXでのPC自作と違いPCケースの拡張スロット数やドライブベイ数が限られるMini-ITX自作で大事なのが、なるべく用途を明確にすること。そうすることで必要なスロットやドライブベイの種類、数などがみえてくる。

 今回は、ハードな3Dゲームや動画エンコードなどは行なわないが、ウェブやフルHD動画をサクサク楽しめ、動画や写真、音楽などを残り容量気にせずたっぷり保存できる小型PCの構成を考えてみた。

 さすがに消費電力は、TDPが10W台になるノートPC向けCPUを搭載する「NUC」や「BRIX」には負けるが、CPUやマザーボードなどは省電力性能を考慮した製品をチョイス。小型で3.5インチHDDや光学ドライブを搭載できる省電力なPC自作に挑戦しよう。

小型で省電力なPCを組み立てよう

 というわけで小型や拡張性、省電力性を気にしつつ、チョイスしたPCパーツがこれだ。

テスト環境
CPU Intel「Core i3 4130T」(2.9GHz) 1万4000円前後
マザーボード ASUS「H87I-PLUS」(Intel H87 Express) 1万3000円前後
メモリー センチュリーマイクロ「CAK4GX2-D3U1600」(PC3-12800 4GB×2) 1万2500円前後
ビデオカード 「Intel HD Graphics 4400」(CPU内蔵)  
SSD Intel「SSD 335」(240GB) 1万8000円前後
HDD Western Digital「WD Red」シリーズ 2/3/4TBを好みでチョイス 1万円~2万円前後
光学ドライブ 好みでチョイス  
PCケース Lian-Li「PC-Q02Lite」(Mini-ITX) 9000円前後
電源ユニット Corsair「SST-ST45SF-G」(80PLUS GOLD 450W) 1万500円前後

 設置スペースや拡張性に影響するキモのPCケースには、Mini-ITX規格のアルミ製PCケースを数多くラインナップするLian Liから。サイズと拡張性のバランスがいい「PC-Q02Lite」をチョイス。リビングなどにもマッチするデザインが多く、定番のブラックやシルバーに加えて、ブルーやオレンジといった日本限定仕様のカラーバリエーションもある。

 また、拡張性もさまざまで、ボード長のあるビデオカードや複数台の3.5インチベイを搭載できる高拡張モデルなどもあるので、用途にあわせて選べる。

「PC-Q02Lite」。定番Mini-ITXPCケースのひとつ。フロントにはUSB3.0ポートなどもしっかり備えている
今回の構成では、下部にデータドライブ用の3.5インチHDDを搭載し、OSの快適度重視で薄型光学ドライブベイにシステム用SSDを搭載した。Blu-ray Discなどを楽しむなら、SSDのかわりに光学ドライブをチョイスしよう
ちなみにSSDは軽量、駆動部がないので、両面テープなどを使ってHDDの上にSSDを固定してしまうのも手だ。これなら同じ筐体でSSD、HDD、薄型光学ドライブの搭載が可能

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