同じCPU搭載モデル、さて価格差は
ベンチマークに影響するのか?
では続いて両モデルの基本性能をチェックすることに。ただし、今回比較する両タブレットともに、CPUはAtom Z3740を搭載し、同じ2GBのメモリと、ストレージには64GBフラッシュメモリーを採用している。このため、基本性能はほぼ同じになると予想できる。
なお、Windows8.1では、Windowsエクスペリエンスインデックスのスコア表示が廃止されたので、今回は「CrystalMark 2004R3」と「PCMarck 7」の2つでベンチマークテストを行った。
まず、CystalMark2004R3ではわずかの差ながら東芝dynabook VT484/26Kのスコアが高かった。項目それぞれの差は誤差といってもいいレベルだが、唯一、CPU性能で3000ポイントほど差が出て折り、それがトータルの差となった印象だ。
対してPCMarck 7ではほんのわずかながらレノボ・ジャパンのMiix 2 8の勝ちとなった。これはCystalMark2004R3の結果でもグラフィックス周りのスコアはレノボが高いため、その部分が高く評価されたと予想できる。
ベンチマークソフトの結果は上記の通りだが、実際に数日間、Webサイトを閲覧したり、高精細画像を表示した時の待ち時間などでは、体感できるような差は感じられなかった。Windowsタブレット選択時のポイントとして性能よりは使い勝手など、別の要素を中心に選べばいいだろう。
