ビジネスで活躍しそうなレノボ、東芝はマルチユースで使える
2台のWindowsタブレットを検証してきた。下に基本仕様をまとめた表を用意したが、この通り、CPUやメモリ容量などの基本仕様はほぼ共通だ。しかし、ハードウエア構成や付属アプリからそれぞれの個性が見えてくる。
基本スペック | ||
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Lenovo Miix 2 8 | Toshiba dynabook VT484/26K | |
OS | Windows 8.1(32bit) | Windows 8.1(32bit) |
CPU | Atom Z3740(1.33~1.86GHz) | Atom Z3740(1.33~1.86GHz) |
メモリ | 2GB | 2GB |
ストレージ | 64GB | 64GB |
液晶(解像度) | 8.0型ワイド(800×1280ドット) | 8.0型ワイド(800×1280ドット) |
カメラ画素数 | 前面200万画素、背面500万画素 | 前面200万画素、背面800万画素 |
バッテリー駆動時間 | 約10時間 | 約11時間 |
サイズ | W131.6×D215.6×H8.35mm | W135.9×D213.0×H10.7mm |
質量 | 350g | 445g |
Office | Microsoft Office Home and Business 2013 | Microsoft Office Home and Business 2013 |
価格 | オープン価格(直販価格4万7800円) | オープン価格(実売価格5万9800円前後) |
レノボ・ジャパンのMiix 2 8は約350gという軽さが何よりの魅力。システムはシンプルな構成で、ビジネスユースに適しているという印象だ。ただし、写真加工アプリなども用意しており、プライベートユースでも最小限の環境は整っている。搭載するスピーカーがモノラルだという件も、ヘッドホンを使えば問題はないだろう。
対して、東芝のdynabook VT484/26KはビジネスユースだけでなくAVユースにも対応できる多機能が魅力。同社製AV機器との連携ができるなど、東芝らしい機能をしっかりと搭載している。なお、年内に購入するとBluetoothキーボードが貰えるキャンペーンを実施しているほか、2014年3月31日までに購入すれば、1ヵ月無料でSkypeの有料プランが使えるキャンペーンも開催している。これらの特典を加味すれば、本体価格の差も十分に納得できる。
Windows 8.1を搭載した8インチタブレットは、これまでにない全く新しいPCのスタイルだ。これらのモデルを利用すれば、ノートPCやスマ-トフォンを携帯するのとは違った新しいモバイルスタイルを体感できるだろう。
