iPad Airのデザインや魅力をガッツリと語る
7型タブレット全盛の時代に一石を投じるか?
スピーディー iPad Airが軽いのはわかったけど、肝心の中身の方はどうなのかな?
カリー まず、CPUが新型のA7搭載で動作がスムーズなのはいいところですね。この部分の動作が速い! というより、全体的にキビキビした印象を受けます。iPhone 5sも細かな部分の描写で旧モデルとの差を感じますからね。あと、Retinaディスプレイの画面も高精細で、一眼レフで撮った写真を表示させてみると、ウットリできますよ。
スピーディー デジカメで撮った写真をパラパラ見るのにはちょうどいいよね。デジカメの写真って、結局出力しないで、PCとかスマホで見たりするじゃない。それにはすごくいいサイズだと思った。
ドロイド このサイズと解像度だと、PC用のウェブサイトを拡大表示をせずに、そのまま縦画面で見てもまったく違和感が無いのがいいよね。それにスクロールも非常にスムーズ。ウェブ閲覧専用機としてはノートPCなどを含めても、最強の1台だと思います。
スピーディー タブレットの主流は7型に移っている感があるけど、iPad Airでその流れは変わるんですかね?
ドロイド さっきも言ったように9.7型と7.9型ではまったく別物なのよ。4型のiPhoneと、5.7型のGALAXY Note 3は同じスマホというジャンルでも、まったく違うものなのと同じようにね。だから自分の用途に合ったものを選べばいいと思う。ただし、自宅で使うのが中心なら、iPad Airがオススメ。さっき言ったPC用ウェブサイトの見やすさで明らかに差がある。iPad miniは端末を手にして、顔に近づけて使うのが基本だけど、iPad Airはどんなにダラけた姿勢でも見やすい。
カリー 15インチのノートPCと11インチのモバイルノートの差のようなものでしょうかね。アップルにとっては、iPad miniはあくまで“mini”という扱いなのかもしれない。特にiPad Airは軽くなったことで、自宅内で持ち歩くのに苦痛がまったくなくなった。あとは家の外でどのくらい使うかが決め手になるのではないかと。
ドロイド あと忘れちゃいけないのは、LTEの対応周波数もiPhone 5sと同等。通信速度などは過去のiPhone 5sでのテスト(関連記事)が参考になるはず。無線LANもMIMO対応になって高速化されています。
カリー 指紋認証がないのだけが残念です。「ぴっ、しゅわー」をしたかったのに。
ドロイド まだ言い続けるんですね、それ!
iPad Airと新iPad miniをスペック表で比較
iPad AirとiPad mini Retinaディスプレイモデルをスペック表で比較した。画面サイズと本体サイズ、重量は異なるものの案外差が小さいことがわかる。LTEの対応周波数については、本文中にもあるようにiPhone 5s/iPhone 5cと基本的に同等。従来モデルの第4世代iPad、旧iPad miniのセルラー版が2.1GHz帯しか対応していなかったので大きな変化と言える。特にau版は全国規模でエリアが広がっているプラチナバンドのLTEが利用可能だ。
iPad AirとiPad mini Retinaディスプレイモデルのスペック表 | ||
---|---|---|
iPad Air |
iPad mini Retina ディスプレイモデル |
|
容量 | 16/32/64/128GB | 16/32/64/128GB |
CPU | A7(64bit) | A7(64bit) |
ディスプレー | 9.7型 | 7.9型 |
画面解像度 | 2048×1536ドット | 2048×1536ドット |
カメラ |
リア:5メガ /イン:1.2メガ |
リア:5メガ /イン:1.2メガ |
無線LAN |
IEEE802.11a/b/g/n MIMO対応 |
IEEE802.11a/b/g/n MIMO対応 |
サイズ(W×D×H) | 169.5×240×7.5mm | 134.7×200×7.5mm |
重量 | 469g(Wi-Fiモデル)、478g(Wi-Fi + Cellularモデル) | 331g(Wi-Fiモデル)、341g(Wi-Fi + Cellularモデル) |
カラバリ |
スペースグレイ、 シルバー |
スペースグレイ、 シルバー |
Wi-Fi+Cellular版のiPad AirとiPad mini RetinaモデルのLTE対応周波数 | ||
---|---|---|
au | ソフトバンク | |
2.1GHz(バンド1) | ○ | ◎ |
1.8GHz(バンド3) | ― | ○※ |
1.5GHz(バンド11) | × | ― |
900MHz(バンド8) | ― | 来春予定 |
800MHz(バンド18) | ◎ | ― |
「◎」はそのキャリアがメインで提供している周波数。「×」はキャリアでは提供されているが、端末側が対応していない周波数。「―」はそもそもそのキャリアでは提供されていない周波数。
※:イー・モバイルのネットワークを利用。
この連載の記事
-
第67回
スマホ
盛り上がるスマホ春商戦! スマホの料金をあらためて考えるぞ! -
第66回
スマホ
Xperia XにGalaxy S7! 注目のスマホが揃ったMWCの情報をまとめてチェック! -
第65回
スマホ
スマホ業界は春商戦突入! 注目春スマホ&学割を詳しくチェック -
第64回
スマホ
2016年は要注目!? 「KATANA 01」でWindows 10 Mobileをチェック! -
第63回
スマホ
オクタコアにWQHD、USB Type-C、スマホの最新キーワードがこれでわかる! -
第62回
スマホ
冬スマホ最注目の「Xperia Z5」、Xperiaにしかない魅力を紹介するぞ! -
第61回
スマホ
使ってみたら進化が見えた! iPhone 6sはやっぱりスゴいぞ! -
第60回
スマホ
スマホ総研もiPhone 6sを買った! 3D Touchとローズゴールドはやはりイイ! -
第59回
スマホ
iPhone 6sの特徴と魅力と料金をスマホ総研がまとめて解説! -
第58回
スマホ
キャリアショップで物販!? au WALLET Marketをスマホ総研がチェック! -
第57回
スマホ
2015年も次期iPhoneを予想&妄想! ピンク色が出る? 感圧タッチ? - この連載の一覧へ