2013年11月12日夕刻、オンラインのApple Store上で、突然iPad mini Retinaディスプレイモデル(Wi-Fiモデル)の販売が開始された。従来通りならお約束の店頭販売で行列かしらと予想していただけに、軽く肩すかしを食らった人も多いだろう。
ところがその後、オンラインのApple Storeが11月13日の午前6時から店頭受取分の予約を開始するという情報を公開。いつもの販売パターンと異なる展開になっていたのだが、寒空の下に並ばなくてもいいのはとてもありがたい。
ただし、流れとしては、13日午前6時から予約受付を開始し、そのまま当日に受け取れるということだけが判明しており、開店時間は平常通り午前10時からだ。
とりあえず、コアなアップルファンなら銀座直営店「Apple Store,Ginza」で並んで、その場で予約するだろうと思い、11月13日午前1時に行ってみたところ、誰も並んでいなかった。よって、筆者は予定を変更して近所のカラオケボックスで歌いながら作業をして、午前6時の予約バトルに臨むことにした。
午前5時30分、誰もいないと思ったら先客が2名
午前5時30分にApple Store,Ginzaに戻ってみたところ、ひとつの椅子が佇んでいた。どうやらひとりいるなぁと思ったら、ふたりだった。しかも見覚えがあると思ったら、iPhone 5s発売行列で先頭にいた方で、しばし談笑。とりあえず、長時間並ぶには厳しい寒さだったので、今回の予約はとってもGoodだ。
最終的に筆者を含む5人になったのだが、うちふたりがメディアであり、さすがにみんな家で予約するよねといった話題に着地。カラオケボックスのネットワーク状況がよかったので、当初はそこに戻ってエントリーしてしまおうかとも思ったのだが、路上で予約するのも一興ということで、そのまま午前6時を待つことにした。
予約のためのネットワーク回線は、行列待機ではおなじみのアクセスポイント「Apple Demo」を主系統とし、副系統にau回線とイーモバイル回線を用意した。サイトが混雑する可能性もあるためで、リロードしつつ和気あいあいと話していた(路上で予約をしようとする5人の絵はたいそうシュールだったはず)。
