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おばあちゃんはミュータントと化し、錬金術で金はクッキーとなる

クッキーを増やすだけのゲーム「Cookie Clicker」が大人気!?

2013年09月17日 18時18分更新

文● コジマ/ASCII.jp編集部

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おばあちゃんが焼く!錬金術で増やす!タイムマシンで持ってくる!ありとあらゆる手段でクッキーを生産するのが手段であり目的である、それが「Cookie Clicker」

 今ネットで話題の、というかなぜ話題になったのかもよくわからない、そんなブラウザゲームがある。その名は「Cookie Clicker」。美少女の萌えキャラが多数登場するのだろうか? それとも課金しないと出てこないレアアイテムがあるとか?

 いやいや、そんなものではない。このゲームの内容は、クッキーを増やすだけ。それだけである。戦うこともない。集めるものもない。クッキーを増やすのがゲームを遊ぶ唯一の手段であり、最大の目的である。

 遊び方は超単純。サイトにアクセスすると、左側にやたらデカいクッキーがあるので、クッキーをクリックしまくる。すると、その分クッキーが増える。しかし、それだけではただのクリックゲーということで、溜めたクッキーで画面右側の「Store」からクッキーを生産する施設を買おう。この施設の運用がキーになってくるのだ。

始めのうちは画面もさみしい。クッキーを増やして、「Store」で生産施設を購入しよう

 このStoreこそ本ゲームの華であり、その内容もかなりぶっ飛んでいる。プレイヤーの代わりにクッキーをクリックしてくれる実にわかりやすい「Cursor」や、このゲームの数少ない萌え要素(?)であるクッキーを焼くおばあちゃん「Grandma」などはまだいい方だ。ゲームを進めていけば、錬金術で金をクッキーに変える施設過去からクッキーを持ってくるタイムマシンなどなど、頭がクラクラするような内容の施設が作れる。

生産施設を増やしていくと、クッキーの生産数も飛躍的に増える。なお、「per second:○○」と表示されているのは、1秒にそれだけクッキーが焼けるという意味。「クッキーパーセカンド」という、実に頭の悪い名称の単位である

 生産施設は複数作れるほか、特定の施設をある一定数に増やしたりすることで、Storeの上の方にあるアイコンが増える。ここから施設を強化するアイテム的なものを購入できるのだが、この項目も結構ネジが外れており、たとえばGrandmaを強化してミュータントおばあちゃん反物質おばあちゃんなどにできたりと、やりたい放題である。

たとえば生産施設を15個にすると、その施設にちなんだGrandmaを作ることができる。宇宙船でクッキー惑星からクッキーを運ぶ(!?)「Shipment」を15個にすると、「Cosmic grandmas」というスペーシーなおばあちゃんが登場。もうどこからツッコんでいいやら……

 また、時々画面上に現れては消える黄金のクッキー「ゴールデンクッキー」をしっかりチェックするのも肝心。クリックすることにより、ランダムで様々な効果が現れるので、見逃さないようにしたい。

 しかしこのゲーム、ウィンドウを閉じても自動でセーブされているものの、ブラウザーが閉じてる間はクッキーは増えないので、常時開いておかなければならない。なお、セーブが消えるのが不安という人は、「Menu」をクリックして「Export Save」をクリックすれば、外部にデータをセーブすることもできる。

 ちなみに、「Stats」を開くと成績が見られるほか、「Archivements」で様々な実績を見ることもできる。先述した通り、生産施設を増やしたりすることで実績が解除されるだけでなく、Storeで購入できるアイコンも増える。施設はどんどん作って、クッキーをバリバリ生産しよう。

「Menu」をクリックして「Export Save」をクリックすれば、外部にデータをセーブできる「Archivements」で様々な実績を見ることもできる。この辺りにはかろうじてゲーム性が感じられる

 なお、日本での突然の大人気のせいか、現在サーバーに繋がりにくいという状況も起きているようだ。画面の右下にある「Donate」ボタンを押すことで、管理人にクッキーを……じゃなかった、維持管理の費用を寄付する画面に移動できる。

 ところでこのCookie Clicker、いくらクッキーを増やしても、ゴールというものはない。ひたすらクッキーをクリックしまくるもよし、効率のよい運営を考えるもよし、思う存分クッキーを増やすだけだ。こんなゲームがなぜ流行したのかは、まったく謎というほかない。

 クッキーを増やすという手段が最大の目的になっているこのゲーム、お金を稼ぐ行為が本来は手段だったはずなのに、いつしかそれ自体が目的になってしまった、資本主義に対する痛烈な皮肉なのかもしれない。……いや、それは考え過ぎだと思いますが、ともかく百聞は一見にしかず、あなたもめくるめくクッキー天国(地獄?)にハマってみては。

Cookie Clickerのプレイヤーにクッキーを差し入れしてみましょう「離せ! クリックすればクッキーが増える!」「それはゲームの話だから……」

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