今度は美少女×軍艦が熱い!

大人気ブラウザゲーム『艦隊これくしょん~艦これ~』を直撃!

2013年07月24日 19時21分更新

文● くろあん

戦艦を擬人化した艦娘(かんむす)たちが話題沸騰中!

 今、ブラウザゲーム界隈で人気沸騰中のタイトルが、旧日本海軍に所属していた軍艦を擬人化したシミュレーションゲーム「艦隊これくしょん~艦これ~」だ。「艦これ」の正式サービスは4月23日に開始されたが、6月頃から人気が急上昇し、あまりの人気ぶりに新規登録不可の状況にまでなった(現在は解消されている)。

 ミリタリーと女の子の組み合わせだと、ミリタリー萌えのジャンルを築いた『ストライクウィッチーズ』や『ガールズパンツァ―』が思い出される。この2作品は戦車や戦闘機をベースとしていたが、『艦これ』でいよいよ軍艦娘が登場したのだ。

プレイヤーは艦娘を率いる提督。ちなみにメイン画面の提督部屋は、秘書の艦娘や家具をカスタマイズできる

 『艦これ』は、女の子の魅力もさることながら、ゲームのシステムやUIも非常に洗練されている。最初はこの記事を書くためだけにプレイしていた筆者も、いつの間にか1か月近くハマってしまった。そんな『艦これ』のハマり要素をピックアップして紹介しよう。

100人(隻)を超える個性豊かな艦娘

 『艦これ』最大の魅力は100人以上の艦娘だ。艦娘の名前は実在した軍艦の名前となっており、ゲーム内の図鑑では実際に戦時中、その軍艦がどう活躍したかまで紹介している。また、艦娘は全員フルボイスで喋ってくれるのだが、現実の軍艦ネタ(長門のビッグ7など)が混じっていたりして、それがまたミリタリー心をくすぐるのだ。

メニュー画面で、艦娘の編成や改造を行う。ソート機能も充実しており、かなりストレスフリー

 どの艦娘で編成するかは、強さのみを求めるも良し、イラストの見た目で決めるも良し、昔から好きだった戦艦にするも良し、すべてがプレイヤー次第だ。艦娘は戦闘で得られる経験値や近代化改修(艦娘同士の合成)、改造(ランクアップ)で、強くさせることができる。最初はひよっこ同然の艦娘でも、愛情をもって育て上げることで一線級にさせることができる。史実において、レイテ沖で轟沈した悲運の戦艦、扶桑と山城も『艦これ』でなら活躍させることができるのだ。

様々な要素が関わる奥深い戦闘システム

 次に『艦これ』のシステムを紹介しよう。『艦これ』は、艦娘を編成→海域で戦闘→ボス戦→先の海域へ、が基本的なゲームの流れだ。戦闘は、軍艦同士の砲撃戦以外に、艦載機による爆撃や夜戦も行える。長門や陸奥など、強い戦艦だけを使えば戦闘は楽になるが、その分、燃料や弾薬などの資源をバカ食いし、艦隊の運営すら危うくなることがある。いつもは駆逐艦や巡洋艦など、コスパの高い軍艦も使いつつ、ボス戦などでは強力な戦艦を集結させるなど、計画的な艦隊運営が必要だ(このあたりは旧日本帝国海軍と同じ心持ちになれる)。もちろん、逆に弱い駆逐艦隊だけで強力な敵戦艦群に挑むのもアリだ。愛情をもって育てれば、応えてくれるのが艦娘なのだ。

敵は、米英ではなく、宇宙人のような謎の軍団。もしかしたら、今後アメリカやドイツの軍艦も登場するかも!?

 ちなみに戦闘で中破~大破した艦娘は、イラストがダメージを負った姿に変わる。それ狙いのプレイヤーもいるかもしれないが、旗艦以外の艦娘は、ある程度ダメージを負った状態だと轟沈する可能性がでてくる。轟沈すると、その艦娘はロストしてしまうので、お気に入りを出撃させるときは注意が必要だ。

艦娘がダメージを負うと、あられもない姿に…

ダメージを負ったイラストは、後で図鑑でも確認できる

 なお、轟沈時にも艦娘はそれぞれ専用のセリフを喋るのだが……。史実を知っていると、かなり心に響くセリフもあるので、覚悟しておこう。

無課金でもスミズミまで遊べる親切設計

 駆け足で紹介した『艦これ』だが、これら以外の長所で、課金要素が少ないという点がある。普通のブラウザゲームだと、強いレアは課金ガチャ必須の場合が多いが、『艦これ』にはガチャがなく、無課金でも全ての艦娘を入手できるのだ。このあたりは、『パズドラ』に近いものがある。なお課金要素では、艦隊運営に必要な資源、艦娘の所持枠、修理ドック枠、アバターなどがある。これらは必ずしもゲームのプレイに必要ではないので、ちょっとだけ興味を持った人でもゲームを始めやすいのも利点だろう。

艦娘は戦闘で勝つか、建造で入手できる

入手した艦娘は、図鑑に登録されていく

 今回の記事で『艦これ』に興味を持った方は、下記のアドレスから公式ホームページをチェックしてみよう。また、「ファミ通.com」では、駆逐艦「吹雪」を主人公にした、「艦これ」の4コマWEB漫画が無料で掲載されている。カワイイ艦娘たちの活躍をゲームと漫画で楽しもう!

©2013 DMM.com/KADOKAWA GAMES

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