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共同でミッションクリティカルプラットフォームの技術開発を促進

NECとHP、ハイエンドx86サーバー領域にも提携を拡大

2013年07月23日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 NECと米ヒューレット・パッカード(HP)は7月22日、ミッションクリティカルコンピューティングやブレード分野における技術開発を促進するため、戦略的なグローバルアライアンスを拡張すると発表した。

 両社は1995年に戦略的パートナーシップを締結しており、NECではHPのUNIX OS「HP-UX」を採用したItaniumサーバ「NX7700iシリーズ」やブレードシステム「SIGMABLADE」などのミッションクリティカルシステムを提供してきた。

 今回の提携拡大では、新たに次世代のミッションクリティカルx86サーバー領域において提携を行う。具体的な施策の1つとして、Linux/Windowsベースのミッションクリティカルソリューション提供のために、x86プラットフォームの品質保証のためのテスト/検証を含む技術協業を推進する。これにより、「HP Integrity Superdome 2」向けのXeon搭載サーバーブレード(開発コード名:DragonHawk)を含む、「多様なミッションクリティカルプラットフォームに先進技術の開発が加速される」としている。

 さらにNECとHPでは、共同開発したソリューションをグローバル市場で展開していく計画。これにより、HPの「Project Odyssey」(関連記事)との一貫性を維持しつつ、ユーザー固有のニーズに対応するソリューションの選択肢を拡大していくと述べている。

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