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柳谷智宣の「真似したくなるPC活用術」 第142回

Fitbit Oneでダイエット! 運動、食事、睡眠を手軽に記録するワザ

2013年07月10日 12時00分更新

文● 柳谷智宣

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24時間装着して生活の記録を取る

 Fitbit Oneのサイズは幅19.3×長さ48mm×厚さ9.65mm、重量は8gととてもコンパクト。付属のクリップカバーに装着すれば、襟元やポケットにカンタンに差し込める。ほとんど重さを感じないので、24時間装着しても負担は小さい。

 睡眠時は服ではなく、利き手と逆の腕にリストバンドで装着する。本体のボタンを長押しすれば睡眠記録がスタート。朝起きたら、もう一度長押しして終了だ。その後は、クリップに付け替えて服に装着する。リストバンドはベッド脇に置いておくといいだろう。

 Fitbit OneはBluetooth 4.0でUSBハードキーと連携する。USBハードキーに近づくと自動で同期が始まるので、特に操作は不要。データはFitbitのクラウドに保存され、スマホでも閲覧できる。バッテリーが残っていれば、最大7日感まで分単位のデータを本体に記録できる。その間に同期するようにしよう。それ以前の23日間、合計30日間は毎日の歩数や消費カロリーなどの日ごとのデータを保存している。

本体をクリップカバーに装着する。カバーは柔らかく脱着しやすい

クリップを衣類に留める。露出させる必要はなく、ポケットでもOK

睡眠時はボタンを長押しして睡眠計を起動する

睡眠時はリストバンドに入れる

利き腕と反対に装着したら、いつもと同じように寝るだけ

記録したデータはUSBハードウェアキーの6m圏内に入り、しばらく経つと自動的に同期される。画面はFitbit Connectから手動で同期させたところ

スマホでデータを閲覧・登録する

 Fitbitを使い倒すなら、スマホアプリも必須。iOSとAndroidの両方で無料公開されているので、インストールしよう。もちろん、ブルートゥースの同期機能も有効にして、外出先でも端末のデータを読み込めるようにしておく。歩数や距離、階段を上った階数、消費カロリーなどをリアルタイムで確認できる。睡眠の記録も閲覧できるので、体調と合わせて分析したい。

Fitbit App
価格無料 作者Fitbit, Inc.
バージョン1.7 ファイル容量10.3 MB
カテゴリーヘルスケア/フィットネス 評価(2.5)
対応デバイス全機種 対応OSiOS 5.0以降

Fitbit

作者:Fitbit, Inc.
価格:無料


「Fitbit」アプリをインストールする

作成したアカウントを入力してログインする

外出先でFitbitのデータを取り込むなら同期機能を有効にする

充電済みのFitbit Oneを近くに置く

スマホアプリにデータが同期できた

 「その他」メニューから「睡眠」をタップすると、睡眠記録が表示される。昨晩の睡眠時間と睡眠サイクルを確認しよう。グラフをタップすると全画面表示になり、細かく睡眠状態が確認できる。深いブルーが寝ている状態で、水色が落ち着かない状態、赤が目覚めた状態となる。記憶では寝ているのだが赤色になっているところもあった。水色や寝ているのに赤色の時間は眠りが浅くなっているということ。90分間隔で眠りが浅くなっているなら理想的だが、イレギュラーな睡眠サイクルになっているようなら、寝具や寝室などを再チェックした方がいいだろう。睡眠の質が低下している可能性がある。睡眠の質が低いと、たとえ7時間以上眠っても、眠り足りないという状態になってしまう。

「睡眠」のデータをチェック

全画面表示したところ。この日は体調不良だったので寝付きが悪く最初の30分間は動いている。その後はぐっすり寝ており、朝がた眠りの浅いときに起床しているのがわかる

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