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東大大学院の研究室が研究中の「食事画像認識技術」を応用

iPhoneで写真を撮ってカロリー管理可能&料理データベース搭載の「FoodLog」

2013年07月18日 21時08分更新

文● 貝塚怜/ASCII.jp編集部

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画像をふんだんに使った鮮やかなUIを採用。カロリー管理も楽しくできそうだ

 「カロリー」や「体重」「健康」といったことには誰しも少なからず関心を抱いていると思う。

 しかし中々思った通りにはいかないもの。平日はデスクワークでほとんど動かず、休日は眠る。付き合いでお酒を飲むこともあれば、ついつい間食もしてしまう……そんな食生活を送っている人も多いのではないか。

 さて、「カロリー管理アプリ」を使おうと思った経験はないだろうか。多くの企業から使いやすそうなアプリがリリースされているが、毎日となると入力作業は面倒なもの。張り切ってインストールしたものの、結局途中で止めてしまった人も多数いるはず。

 一度は挫折した人にもおすすめな、写真撮影によるカロリー管理が可能なアプリ「FoodLog:Calorie Counter 写真で手軽に食事記録&カロリー管理」がfoo.logよりリリースされた。


 FoodLogは東京大学大学院 情報理工学系研究科 相沢研究室が研究中の食事画像認識技術を応用し、開発されたという。料理の写真を撮影すると、抽出した特徴を元に料理名の候補を提示してくれる。候補から選択するだけで、テキスト入力をせずに摂取カロリーを記録できるというわけだ。

 料理名はユーザー専用のデータベースに蓄積されている。提示候補の中に該当料理がなければ、データベース内を直接検索しての入力も可能。提示候補にもデータベースにも該当料理がなければ、ユーザーはデータベースに料理名を登録できる。利用すればするほど認識できる料理名が増えていく仕組みだ。

 食事記録のクラウドへの保存や、同社が運営する同名ウェブサービスとの連携にも対応した。

画像の料理上にカロリーを表示してくれるため、カロリーが把握しやすそう

 価格は無料で、App Storeよりダウンロード可能。動作環境はiOS 5.0以降をインストール済みのiPhone4/4S/5となっている。なお、Android版についても近日中に公開されるとのこと。

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