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自由に行けるまではこれで我慢。畏怖さえ覚える美しさ

軍艦島のGoogleストリートビューが公開、廃墟マニア歓喜!

2013年06月28日 13時44分更新

文● 貝塚怜/ASCII.jp編集部

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Google マップより

 廃墟マニアたちが行きたいと願ってやまない、しかし中々行けない廃墟として挙げられるのが長崎県の端島、通称「軍艦島」だろう。炭坑の島として栄え、閉山を期に島民が全員移住してしまったという特殊な歴史を持ち、近年では世界遺産にしようという動きも見られる廃墟の島である。

 軍艦島に行きたくて仕方がない廃墟好きたちに朗報。なんと軍艦島のストリートビューが公開されたのだ!

 早速訪れて、島内を歩き回ってみた。ウェブ上で個人がアップしているレポートや写真集などで何度か見てはいたが、思うがままに島内を歩き回れる感覚は最高だ。例えバーチャルでも。

かつての集合住宅だろう。誰も手入れをしない雨風に晒され続けた人工物特有の圧倒的な迫力。置き去りにされた瓶が何とも言えない。

大部分が瓦礫と化し、それでも形を保っている建造物。美し過ぎて胸が高鳴る。

人工物と植物が一体化している。植物は強い。

 「最高、最高」と言い過ぎて何が最高なのか最早よく分からなくなってしまいそうなくらい、最高と言った。島内はこんなことになっていたのか。

 気付かされるのは、人工物が自然に還ろうとする過程のどうしようもない美しさと、植物の強さである。撮影時期は6月とのことなので、つい最近の写真ということになる。軍艦島では、今この瞬間も人が作った物が緩やかに崩壊し続け、植物は伸び続けているのである。

コンクリートが朽ち、硝子が粉々になっても、植物だけは青々と茂る。

素晴らしいの一言に尽きる。美し過ぎて気持ち悪い。

建築途中で島民が去ったのか、それとも風化したのか。

 以前は完全立入禁止だったものの、2009年4月からはツアーなどでの入島が許されている軍艦島。行くまでの楽しみにと見ないでおくのもよし、毎日見てある程度内部を分かった状態で行って、「実物はやっぱり凄い!」という感動を得るのもよしだ。しかし、物凄く面白いので見た方がいいと思う。

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