SIMロックフリースマホ+プリペイドSIMは最強か?
6月15~16日にかけて、SUPER GT 第3戦 セパンサーキット(マレーシア)が開催されたのはすでにレポートした(関連記事)。
レースの結果はレポートを読んでいただくとして(関連記事)、海外出張に行くたびに困るのがネット回線である。世界で活躍するケータイジャーナリストの方たちに聞いたところ、実は日本ほどネット回線が充実&快適な国はないという。そういえば、2月に行った「Mobile World Congress」(スペイン)でも、回線が調子悪くてちょっとストレスだった。
マレーシアには昨年も取材で行っているが、とにかく電波が不安定でテキストデータくらいしか送れなかった記憶がある。とくにサーキットは日本でも電波難民が出るほどだが、セパンサーキットはそれに輪を掛けて厳しかった。プレスルームでさえ調子が悪く、各国のモータージャーナリストたちの阿鼻叫喚が聞こえていた。
そんなわけで今年もマレーシアに行くことが決まっていたが、普通に成田空港でレンタルルーターを借りるのもASCII.jp編集者としてどうかと思ったので(そもそも昨年やったし)、今回はSIMロックフリー端末と、現地のプリペイドSIMを組み合わせて使ってみようと計画を立てた。
その前に、まずは国内キャリアのローミング料金を見てみよう。
キャリア別海外パケ放題料金
- ドコモ
- 海外パケ・ホーダイ 24.4MBまで:1980円/1日 24.4MB以上:2980円/1日
- au
- 海外ダブル定額 24.4MBまで:1980円/1日 24.4MB以上:2980円/1日
- ソフトバンク
- 海外パケットし放題 25MBまで:1980円/1日 25MB以上:2980円/1日
- イー・モバイル
- 海外データ 1日定額 15MBまで:1480円/1日 15MB以上:2880円/1日
どのキャリアも共通なのだが、ローミングの料金は日本時間の0時から23時59分59秒までを1日として計算する。現地時間ではないことを覚えておきたい。例えば、23時にローミングを始めたとしても1日分の料金が適用される。0時から1時間しか使わなかったとしても1日分が適当されるので注意しよう。
