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圧倒的存在感―最強の「VAIO Duo 13 | red edition」をチェック

2013年06月23日 16時00分更新

文● 高橋量

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大きく入力しやすいキーボード

 キーボードのキーピッチは実測で約19mm。縦のキーピッチが実測で約17mm程度と若干小さいが、VAIO Duo 11よりも格段に大きくて使いやすい。キーを強く押し込んでもたわむことはなく、軽いタッチで入力できるので、長時間使用してもあまり疲れを感じることはないだろう。試用機は日本語配列でキートップにかな文字がプリントされているが、オプションではかなプリントなしの日本語配列や英字配列も選択できる。英字配列は日本語配列と記号の場所がやや異なるが、特殊キーが大きくて使いやすいなどのメリットもある。

試用機は日本語配列のキーボードを搭載している。キーピッチが約19mmで、キーストロークは約1mm。Ultrabookとしてはやや深めな気もするが、軽いタッチで入力できる

周囲が暗くなるとキーボードバックライトが点灯する。設定で常時消しておくことも可能だ

 ポインティングデバイスも大きく変わった。VAIO Duo 11ではキーボード中央にオプティカル・トラックパッドが配置されていたが、VAIO Duo 13 | red editionではノートでは一般的なタッチパッドを採用している。正直なところ、筆者はVAIO Duo 11のオプティカル・トラックパッドは苦手だったので、個人的にははうれしい仕様変更だ。

ボタンとパッド部分が一体化した「クリックパッド」タイプ。サイズは実測で幅80×奥行き25mmと小さいが、実際に使ってみるとそれほど不便は感じない

 もうひとつのポインティングデバイスとして用意されているデジタイザースタイラスについても、デザインが少し変更されている。ペン先付近にはリング上の突起が設けられ、さらにクリップも用意された。

手書きのメモを作成したり、細かい部分を正確にタッチできる付属のデジタイザースタイラス「VGP-STD2」

 クリップが付属したことにより、デジタイザースタイラスを服のポケットや書類などに挟むことができるようになった。小さくてなくしやすい機器だけに、この配慮はうれしい。また本体にペンスタンドが用意され、デジタイザースタイラスを使わないときは立てて置けるようになっている。

本体左端にスライド式のペンスタンドが用意されている

ペンホルダーにデジタイザースタイラスを差し込むことが可能だ

 また本体右側面にペンフックを取り付け、デジタイザースタイラスを装着できるようになった。持ち運ぶ際にデジタイザースタイラスを固定しておけるので、非常に便利だ。VAIO Duo 11にはデジタイザースタイラスを収める場所がなく、持ち運びの際にまごつくことがあったので、こういった配慮はとてもありがたい。

本体右側面、ちょうどペンスタンドの下側辺りに、ペンフック取り付け穴がある

ペンフック用パーツ

ペンフックを本体に取り付けておくと、デジタイザースタイラスを装着できる。しっかりと固定されるので、いつの間にか抜け落ちているという心配は少ない

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