大きく入力しやすいキーボード
キーボードのキーピッチは実測で約19mm。縦のキーピッチが実測で約17mm程度と若干小さいが、VAIO Duo 11よりも格段に大きくて使いやすい。キーを強く押し込んでもたわむことはなく、軽いタッチで入力できるので、長時間使用してもあまり疲れを感じることはないだろう。試用機は日本語配列でキートップにかな文字がプリントされているが、オプションではかなプリントなしの日本語配列や英字配列も選択できる。英字配列は日本語配列と記号の場所がやや異なるが、特殊キーが大きくて使いやすいなどのメリットもある。
ポインティングデバイスも大きく変わった。VAIO Duo 11ではキーボード中央にオプティカル・トラックパッドが配置されていたが、VAIO Duo 13 | red editionではノートでは一般的なタッチパッドを採用している。正直なところ、筆者はVAIO Duo 11のオプティカル・トラックパッドは苦手だったので、個人的にははうれしい仕様変更だ。
もうひとつのポインティングデバイスとして用意されているデジタイザースタイラスについても、デザインが少し変更されている。ペン先付近にはリング上の突起が設けられ、さらにクリップも用意された。
クリップが付属したことにより、デジタイザースタイラスを服のポケットや書類などに挟むことができるようになった。小さくてなくしやすい機器だけに、この配慮はうれしい。また本体にペンスタンドが用意され、デジタイザースタイラスを使わないときは立てて置けるようになっている。
また本体右側面にペンフックを取り付け、デジタイザースタイラスを装着できるようになった。持ち運ぶ際にデジタイザースタイラスを固定しておけるので、非常に便利だ。VAIO Duo 11にはデジタイザースタイラスを収める場所がなく、持ち運びの際にまごつくことがあったので、こういった配慮はとてもありがたい。
