高性能パーツを選んで最強マシンに仕上げる!
VAIO Duo 13 | red editionは、直販サイト「ソニーストア」の「VAIOオーナーメード」のみで購入可能だ。購入時にはCPUやストレージの容量、プリイインストールソフトなどを自由に選ぶことができる。
通常のVAIOオーナーメードモデルとの違いは、VAIO Duo 13 | red editionでは上位パーツの選択のみとなっている点だ。
VAIO Duo 13 | red editionで選択可能なCPUは、Core i7-4650U(1.7GHz)とCore i7-4500U(1.8GHz)の2種類。それぞれの性能は以下のとおりだ。参考までに、通常のVAIO Duo 13オーナーメイドモデルで選択可能なCPUのCore i5-4200U(1.6GHz)のスペックも掲載しておこう。
VAIO Duo 13 | red edition/VAIO Duo 13で選択可能なCPU | |||
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名称 | Core i7-4650U | Core i7-4500U | Core i5-4200U |
動作周波数 | 1.70GHz | 1.8GHz | 1.60GHz |
最大周波数 | 3.30GHz | 3.00GHz | 2.60GHz |
コア数 | 2 | ||
スレッド数 | 4 | ||
L3キャッシュ | 4MB | 3MB | |
TDP | 15W | ||
内蔵GPU | Intel HD Graphics 5000 | Intel HD Graphics 4400 | Intel HD Graphics 4400 |
グラフィックス定格周波数 | 200MHz | ||
グラフィックス最大動的周波数 | 1100MHz | 1000MHz |
狙い目は上位版のGPUを搭載しているCore i7-4650Uだ。Core i7-4500UのGPUがIntel HD Graphics 4400でGPUコアが「GT2」であるのに対し、Core i7-4650UのGPUはIntel HD Graphics 5000で、GPUコアには上位版の「GT3」を採用している。GT3はGT2に比べて演算ユニットが2倍なので、そのぶん高速な処理を見込める。VAIO Duo 13 | red editionで画像処理を行なったり、ゲームも楽しみたいなら、Core i7-4650Uの“一択”なのだ。
VAIO Duo 13 | red editionの場合、メモリー容量は8GBのみの構成だ。この先長い間使い続けることを考えると、安心の容量だろう。なお、メモリーはオンボードで搭載されているため、換装には対応していない。
ストレージは256GBと512GBのSSDを選択可能。Windows 8が40GB程度利用するため、256GBを選ぶ場合はデータバックアップ用のストレージを合わせて検討しておいた方が安心だ。データはできるだけ手元に置いておきたいという方なら、512GBの大容量タイプをオススメしたい。
通信機能としては、IEEE802.11a/b/g/nの無線LANとBluetooth 4.0+HS、NFC機能に対応している。より高速なDraft 11acに対応するのは秋冬モデル以降になりそうだ。またオプションとしてauの4G LTEに対応。下りで最大75Mbpsの高速通信を利用できる。
インターフェースとしては、外付け機器用にUSB3.0端子×2、映像出力用にHDMI端子を用意。さらにSD/SDHC/SDXC、メモリースティック デュオ対応のメモリーカードスロットやフロント200万画素/リア800万画素のWebカメラを用意している。
付属品はデジタイザースタイラスやACアダプターなど。ACアダプター「VGP-AC10V9」は、VAIO Duo 13 | red editionやVAIO Duo 13、VAIO Pro用にラインナップされた新製品で、給電用のUSB端子を搭載しているのが特徴。VAIO Duo 13 | red editionを利用しながら、スマホやタブレットの充電も行なえるので便利だ。
またこの給電用USB端子には、オプションのワイヤレスルーター「VGP-WAR100」を接続できる(ソニーストア価格3980円)点に注目だ。
VAIO Duo 13 | red editionは有線LAN端子を搭載していないため、無線LAN環境がないホテルなどではネット接続で困ることになる。そんな場所で、このVGP-WAR100にLANケーブルを接続すれば、即座に無線LAN環境を構築できるというわけだ。出張など持ち運ぶ機会が多い方なら、普段は使わなくても、イザというときのために購入してカバンに入れておけば、助かることが多いだろう。
